「日本代表戦は3月6日から始まるWBCが、今、窮地にある水卜アナの『ZIP!』を救うことになるかもしれませんよ……」(制作会社関係者)

 日本テレビは1月29日、Netflixが独占ライブ配信する3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、中継制作を受託し、Netflixとプロモーションで連携し、地上波で関連特番を放送することを発表。これにはさまざま多くの意見が上がることとなった――。

 同局は、Netflixが独占ライブ配信する映像で1次ラウンドの10試合と、準々決勝以降の5試合を合わせた計15試合の中継制作を受託する。また、「プロモーションパートナー」として連携し、地上波ではWBC開幕特番など、特別枠は9枠を予定しているほか、ニュース番組や情報番組などでも放送する。

 日本テレビは《WBC2026という国民的関心事を広く遍く伝え、野球文化の更なる醸成に寄与できると考えています》とし、《70年かけて培ってきた野球中継の確かな制作・技術力を今大会においても遺憾なく発揮し、大会連覇が期待される日本代表チームをはじめ、世界最高峰の戦いが繰り広げられる歴史的な大会を、多くの方々にお楽しみいただけるよう準備を進めてまいります》と声明を出したのだが、

《東京ラウンド主催が読売新聞なのに放映権も取れないとは情け無い》
《地上波テレビ局が、ネトフリの制作会社として働くってこと? 地上波キー局の我が世の春は終焉を迎えたか、、、》
《今回のWBC、日テレは「中継制作」だけで試合はNetflix独占。地上波は特番予定だけど、生中継するかは未定。これ、もう時代って割り切る?》

 など、悲しむ声、批判的な意見も多数寄せられることとなった。

「民放キー局が配信サービスの制作会社になってしまったと賛否の声がありますが、日テレの“動き”は相当早かったそうですよ。ネトフリがWBCを独占ライブ配信するという情報をいち早く察知し、速攻で営業をかけたという話ですからね。

 日テレといえば、巨人戦をはじめ野球中継に長けていますし、WBC1次ラウンドの試合が行なわれる東京ドームには日テレのカメラなどの設備が常備されていますからね。“制作はうちがいいですよ”と売り込み、受注することになったといいますね。

 そして、中継を請け負うことで、日テレはかなりの“うまみ”を得ると言われていますね。試合を中継することはできませんが、日テレ独自映像を使用できると見られています。オリンピックもそうですが、世界的なスポーツの大会はいざ始まったら盛り上がりますから、独自映像があるだけでもかなりの強みですよ」(前同)

 野球日本代表「侍ジャパン」には25年に2年連続でワールドシリーズを制覇したロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(31)、山本由伸選手(27)をはじめ、MLBや日本プロ野球界を代表する一流選手が選出されている。

「他局もある程度、WBCの映像は使えることになるでしょうが、日テレが独占的に使える映像も多々あるのではと言われていますね。この恩恵に預かることができそうなのが、同局のニュース、情報番組ですよね。

 そして、特にそれは朝の情報番組『ZIP!』にとっては相当ありがたいものなのではと言われています。水卜麻美アナウンサー(38)がMCを務める『ZIP!』は、同時間帯の番組に後塵を拝していて、日テレ内で“危機”と言われていますからね……」(前同)