■警察の相談専用電話「#9110」へ連絡を
「最近の詐欺は、従来の“かけ子”が電話するスタイルから、効率を重視した自動音声ガイダンス型へとシフトしています。自動音声は役所の窓口などで日常的に使われているため、私たちはその形式に慣れきっており、つい警戒を解いて指示に従ってしまう心理的な隙を突かれているのでしょう」(生活情報サイト編集者)
そしてガイダンスに従ってボタンを押すと、すぐに偽の警察官や職員が登場する『劇場型』に引き込まれます。
「パニック状態になると、普段なら怪しいと思うような送金指示も、身の潔白を証明するためだと思い込まされてしまうのです。知らない番号や+から始まる国際電話には出ない、もし出てしまっても“1を押せ”と言われた瞬間に電話を切る勇気を持ってください」(前同)
警察やNTTファイナンスは、自動音声で契約状況の確認や利用停止の通知をすることはないと断言しています。
もし不審な電話を受けた場合は、すぐに指示に従わず、一度電話を切ってから警察の相談専用電話「#9110」へ連絡することが大切です。
また、海外とのやり取りがない場合は、国際電話の利用を休止する手続きをとることも有効な手段になるでしょう。
ネット上でも、
《最近やたらと0120や国際電話からかかってくるけど、全部詐欺だったのか》
《「親にも自動音声は絶対に無視するように強く言っておかないと怖い」
《“1”を押しただけで詐欺師に繋がる仕組みがシンプルすぎて、うっかりやってしまいそう》
といった恐怖や警戒の声が数多く上がっています。
巧妙化する手口に惑わされないよう、常に「電話でお金や個人情報の話が出たらすべて詐欺」という強い警戒心を持ち続けることが、自分と家族の財産を死守するための必須条件といえるでしょう。
トレンド現象ウォッチャー・戸田蒼
大手出版社でエンタメ誌やWEBメディアの編集長を経てフリー。雑誌&WEBライター、トレンド現象ウォッチャーとして活動中。
大手出版社でエンタメ誌やWEBメディアの編集長を経てフリー。雑誌&WEBライター、トレンド現象ウォッチャーとして活動中。