■深刻な“アナウンサー不足”から他部署兼務から戻されるケースも
前出の制作会社関係者が続ける。
「野島元アナは、2021年4月に『週刊文春』(文藝春秋)に女子アナのステマ疑惑を報じられ、当時アナウンス部長としてその後処理をしくじったことも退社につながったと言われています。
そんなフジですが、大量にアナウンサーが“離脱”したことで、女子アナに代わって男子アナが起用されたり、報道局などの他部署と兼務だったアナウンサーがアナウンス室専属に戻されたりと、アナウンサーが足りない、まさに緊急事態に陥っているそうなんです。
数年前までは“アナウンサー余り”が深刻でしたが、BSやCSチャンネルなどの多チャンネル化、ナレーションなどの仕事を局アナに任せるようになり、仕事ができるアナウンサーを確保することが難しくなっているといいますね」
■早ければGW明けにも番組デビューか
そんな中、鳴り物入りで入社したのが原田アナだ。
同じ坂道グループ出身の局アナといえば、元乃木坂46メンバーで現在はテレビ朝日で活躍する斎藤ちはるアナ(26)は、入社1日目の2019年4月1日から『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)のアシスタントに抜擢されている。
「それだけ一流アイドルとしての経験は大きく、特別なんでしょう。フジの新人アナといえば、『FNS27時間テレビ』の放送がある年は“提供読み”で、実戦に投入されることが定番になっていました。
今年は4年ぶりに『27時間テレビ』が復活しますが、原田アナだけはそれに先んじて実戦投入される可能性もあるようですよ。早ければ研修終わりのゴールデンウィーク明けにも番組デビューを飾る、という展開も考えられそうです」(前同)
モットーは「強く、逞しく」だという原田アナ。1か月後には、その美しく逞しい姿を再び目にすることができるのだろうか。