《令和の若者はこれを見て AIによるフェイク映像だと思うらしい》

 X上で2月14日朝、コピーライターの淺野俊輔氏が動画を紹介したポストが、2月17日までに2400万以上ものインプレッションを集めている。

 淺野氏が《ちがうよ、 今から約20年ほどまえに リアルに撮影したCMですよ》と続けたそのCMは、2003年から05年ごろまで放送されたサントリーフーズの清涼飲料水「燃焼系アミノ式」(以下、アミノ式)のものだ。

 燃焼系~燃焼系~アミノ式♪ こんな運動しなくても~これ1本♪

 という明るいテーマソングにのせ、何気ない日常の一コマで驚きの身体能力を淡々と発揮する人物を映す、という構成が人気を博したシリーズだった。

 SNSでは、この投稿についての反響は大きく、《そうね今の時代言われたら見分けつかないかも》《当時も合成を疑ってた人いたらしいし、生成AIと間違えるのも無理ないか》といった声も。

 広告代理店関係者が、当時の話題性と業界事情を振り返る。

「アミノ式はアミノ酸ドリンクブームの火付け役ともなった飲料で、03年2月に発売され、09年ごろに販売を終了しています。CMを流していたのは発売当初の03年2月18日から3年間ほど。15秒という短尺で、女子高生が駅のホームで、片足で踏み切ると手をつくことなく空転を延々と繰り返したり、男性会社員が登り棒を逆さまになってのぼっていったりと、何気ない日常の一コマのなかで思わず二度見してしまうような身体能力を披露する人たちが出演し、そのシュールさはもとより、“あれは誰なんだ”などと大きな話題となりました」(広告代理店関係者=以下同)