恒例の1月4日の東京ドーム大会も終わり、契約更改の時期を迎えた新日本プロレスが、激震に見舞われている。
「ヒール軍団のトップであるEVIL(39)と、ジュニアの顔である高橋ヒロム(36)が電撃退団。昨年はオカダ・カズチカ(38)、内藤哲也(43)とBUSHI(42)が団体から去っています。先頃引退した棚橋弘至(49)が社長に就任した2023年12月以降、毎年、エース級選手の離脱が止まらない状況です」(ベテランのプロレス記者)
混迷極める新日マットの状況について、プロレス・格闘技ライターの堀江ガンツ氏は「日本人プロ野球選手のメジャー流出と同じ」と指摘する。
「米プロレス界には老舗のWWEと新興のAEWという2大メジャー団体が存在し、ビジネス規模で他の追随を許さない状況。トップ選手ともなると、年棒10億円以上というケースもザラにあります」(前同)
ネットの普及で、優秀な日本人レスラーが世界中から簡単に“発見”される現代。米スカウト陣も、動画サイトなどで日本マット界をチェックしているという。
「オカダは“3年20億円”という超大型契約をAEWと結んだ。2016年に新日本からWWE入りを果たした先駆者の中邑真輔(45)も、グッズ収入などを含めて年間2〜3億円はもらっているそう」(前出のプロレス記者)
WWEでは女子のASUKA(44)も「年棒1億円は確実」(前同)とされている。
「現在の新日本では、トップ選手でも年俸だけでは2000万円に届かないそう。命を懸けてリングに上がるレスラーからしたら、アメリカからのビッグオファーは魅力的でしょう」(前同)