■米倉涼子の地上波テレビ出演が困難な2つの理由

 米倉を巡っては『週刊文春』(文藝春秋)が2025年10月、厚労省関東信越厚生局麻薬取締部、通称“マトリ”が麻薬取締法違反容疑で捜査を進めており、同年8月に恋人であるアルゼンチン人ダンサーと暮らす自宅マンションに家宅捜索が入ったことが報じられ世間を騒然とさせた。

 初報からおよそ2か月後となる12月26日、米倉は公式サイトで《私の自宅に捜査機関が入りましたことは事実です》と文春報道を認める声明を発表。さらに、《今後も捜査には協力して参りますが、これまでの協力により、一区切りついたと認識しております》とのコメントを残した。

 年が明けた今年1月20日。米倉が麻薬取締法違反などの疑いで書類送検されたことが報じられる。公式サイトで米倉がファンに向けて残した言葉とは裏腹とも思える展開に、今後を不安視する声が業界内外からささやかれたが、10日後となる1月30日には東京地検により不起訴処分となったことが発表された。

 そして2月10日、米倉は都内で行なわれた『エンジェルフライト THE MOVIE』完成披露試写会に登場。彼女はマトリが動いていた時期から複数の仕事を辞退していたため、騒動後、初めての公の場となった。

 芸能プロ関係者が話す。

「不起訴処分で終わっただけでなく、映画の配信も試写会イベントの登壇も予定通り行なわれた。件のアルゼンチン人ダンサーは海外に行ったきりで日本に戻ってきていませんが……一連のマトリが動いた騒動は、もう幕引きとなった感じですよね。もっとも、米倉さんの地上波テレビへの出演はしばらくは難しいでしょうが……」

 米倉は不起訴となったが、彼女のイメージは大幅にダウンしてしまった。現在は、大きな騒動があった芸能人をテレビ番組に出すと批判的な声がSNSに殺到し、テレビ局へクレームがいき、さらには直接、番組スポンサー企業にまでクレームが入る時代でもある。

「テレビ不況の今、テレビ各局にとってはCMスポンサー企業は絶対的な存在。そのため、テレビ局サイドは“荒れる”ことにとても敏感で、そういう意味で米倉さんの出演は難しいと。

 そして、米倉さんの場合は、長年所属していた大手プロダクションを離れたことも大きい。先日までは別の所がフォローしていたといいますが……個人事務所ではテレビ各局に出演をプッシュするのはなかなか難しいでしょうね。

 ですが――今回の『エンジェルフライト』が評価されていることからもわかるように、米倉さんには確かな実力があります。現在は映画をはじめ、NetflixやAmazon Prime Videoをはじめとした配信作品ほか、活躍の場は地上波以外にも多くありますから、今後はそちらを中心に俳優業を進めていくことになりそうですね。

 その意味でも、“復帰第1弾”となった『エンジェルフライト』で米倉さんは、絶好のリスタートを切ることができたのではないでしょうか」(前同)

 米倉は『エンジェルフライト』の完成披露試写会では、「この場に立てているのはファンの熱い思いと関係者の手厚いサポートのおかげ。感謝しています」とコメント。共演歴の長い遠藤憲一(64)に「涼子ちゃんよかったね、みんなと登壇できて。涼子ちゃん元気です!」と優しくフォローされ、涙ながらに「ありがとう」と返す姿も話題となった。

 騒動を乗り越えたと言えそうな米倉。『エンジェルフライト』には続編を期待する声も多いが、次はどんな作品に出るのだろうか――。