■磨き残しを防ぐ、歯磨きテクニック
前出の訪問歯科医・伊東氏は、菌を除去する方法として「バス法」なる磨き方を推奨する。
「歯ブラシの毛先を、歯と歯茎の境目に45度の角度で当て、歯周ポケットの中に毛先を入れて細かく優しく磨く方法です。出血することがありますが、その血には、歯周病菌や歯周病菌が出した毒素などが大量に含まれています。それを出すために、やめずに続けてください」
磨き残しを防ぐための賢い方法も頭に入れたい。
「口内に、スタートとゴールの地点を決めて、一本でつながるように磨きましょう」(歯科衛生士でクラビアアイドルの森氏)
ランダムに磨くのではなく、上の歯の表裏をセットで磨いてから、下の歯に移行するというふうに、口の中を、いくつかのブロックに分け、それを一つずつ潰していけば、磨き残しも減るはずだ。
【後編】健康寿命を伸ばすための歯磨きで重要な「道具選び」 爪楊枝はNG、洗口液は?専門家がズバリ回答では、手磨きがいいのか、電動歯ブラシがいいのかなどを含め、悩ましい「道具」について専門家が指南。歯ブラシの選び方のほか、「デンタルフロス」の重要性とその使い方を紹介する。
伊東材祐(いとう・さいゆう)
1975年生まれ。歯学部卒業後、大学病院付属の特殊機関で歯周病、かみ合わせ、最先端の義歯治療、歯内療法、オーラルリハビリテーションなどの先進医療を一流の歯科医師陣に学び、在宅医療を専門とする歯科医院を開設。累計7万回以上の訪問診療に従事し、専門的口腔ケアの向上を推進している。診療外で1700名以上のお口の相談にのり、累計受講者8000名以上の口腔ケアセミナーの講師を務める。エビデンスのある医学的理論と数多の高齢者の何十年もの実体験、真実に基づいた「絶対に虫歯にも歯周病にもならない方法」を提唱。口の健康は、精神状態と如実に連動していることから、「心の状態をよくすること」と「自分を大切にすること」を重視。日本人にあう食事や衣類、生活環境の整備、多様な考え方の受容が病気の予防や治癒や幸せな人生の一助となるよう、ご利用者さん(患者さん)に寄り添っている。医療法人理事長。合同会社ジェネラス代表。
石井さとこ(いしい・さとこ)
歯科医師・口もと美容スペシャリスト。歯のホワイトニングを日本で広めた第一人者。明るく、フレンドリーなキャラクターから「さとこ先生」と呼ばれ親しまれている。女性歯科医師ならではの、歯と体を美しく保つための食事や、歯が美しく見える口元メイクについてのアドバイスに定評がある。女優・モデル・タレント・アナウンサーなど、多数のビューティーセレブからの信頼も厚い。
森くるみ(もり・くるみ)
2003年9月28日生まれ、愛媛県出身。T148cm、B75W54H85。趣味・特技:アニメ・ドラマ鑑賞。資格:歯科衛生士。