豪華キャストが出演したり、人気の脚本家・監督が手がける、GP帯(午後7時~11時)ドラマには話題作が多いが、低予算ながら独創的で攻めた企画や、新進気鋭のスタッフが手がける深夜ドラマ(午後11時~)も侮れない。
まず、赤楚衛二(31)主演の『キンパとおにぎり〜恋するふたりは似ていてちがう〜』(テレビ東京系/月曜午後11時6分~)は、日本と韓国、国籍の異なる長谷大河(赤楚)とパク・リン(カン・ヘウォン/26)が、文化や価値観の違いに戸惑いながらも引かれ合っていくピュア・ラブストーリー。
三角関係、元カノの登場など、既視感のある展開が続いているが、留学生の賃貸物件事情から始まって、妙なところがしっかりリアルに描かれたりと、丁寧な作りの本作。2人の価値観の違いでぶつかりながら関係を深める、ベタな本筋の恋愛ドラマながら、恋愛以外の要素が少ないのでじっくり向き合える。
出色なのは主演の赤楚で、GP帯メイン級の存在感は深夜でも変わらず。まじめだけどウジウジして、決断力のない男をやらせたら、やはり絶品だ。最近はコメディ寄りの作品に出るなど、役の幅も広がったが、やはり赤楚と言えばのウジウジ男は抜けている。ストーリーもシンプルだし、第1話から配信で見られるので、今から追いかけて見てほしい。