■伊織もえが“リア充”という言葉が嫌いなワケ

 ファンへの熱い思いを胸にイベントを開催した伊織さん。今年の『チョコレート配布会』でも、会場では常に600人以上が列をなしていたという。会場には家族連れや女性だけの参加者も目立ち、その光景をスタッフが写真で送ってくれた際には、喜びを噛みしめたんだとか。

「コスプレイヤーのイベントや企業さんのお仕事は、写真撮影やPRのお手伝いが目的の場なのですが、今回のイベントは“チョコの配布”が目的なので、皆さん参加しやすいのかなって思います」(伊織さん・以下同)

 街中の雰囲気も、華やぐクリスマスやお正月、ハロウィンなどの行事が大好きだと公言する伊織さん。若者言葉ではイベントごとを好む人間を“現実世界が充実している人”として“リア充”と呼ぶが、この概念に伊織さんは疑問を呈す。

「すべてのイベントごとにパートナーがいないとダメって言う人もいるんですけど、私は個々の楽しみ方があると思っていて、バレンタインなどのイベントを皆に楽しんでもらいたいんです。“バレンタインはいおりんにチョコをもらう日”ってハッピーになる人がいれば嬉しいです。だから、元気なうちはこのイベントを続けたいですね」

 実際、伊織さんの『チョコレート配布会』でも参加者を楽しませるための工夫が凝らされている。

「当日は14時~16時半まで開催する一部と、17時半~20時まで行なう二部で時間を分けてイベントを開催したのですが、時間ごとに配るチョコも変えました。今後は、都内に来られない人のために地方でも開催するのが目標ですね」