ロックバンド「King Gnu」のボーカル・キーボード井口理(32)が、ライブ中に大声で歌う観客について肯定的な発言をしたところ、SNSで議論が白熱する展開となっている。

 ことの発端は、King Gnuのライブに参加したネットユーザーが2月21日にXで投稿したポストだ。このユーザーは、《最初から最後までずーーーっと大声で全曲歌ってて、しかも下手過ぎて声も鋭すぎて頭痛んだけど》《年1回しかないツアー、チケット代と新幹線で何万も払って、これ聴きに来たわけじゃねぇだよ》(※いずれも原文ママ)とのコメントを添えて、King Gnuのライブの様子を撮影した動画を投稿。たしかにその動画には、周囲の観客がKing Gnuの演奏に合わせて大合唱している様子が収められている。

 King Gnuは現在、ライブツアー『King Gnu CEN+RAL Tour 2026』を開催中。今回のツアーではスマートフォン・携帯電話でのみ写真・動画撮影が可能となっており、SNSへの投稿も許可されている。

 ライブ中に大声で歌う観客に対する苦情をきっかけに、SNSで賛否両論が巻き起こると、今度は井口本人がこの一件について、翌22日に開催した宮城・セキスイハイムスーパーアリーナでのライブのMCで言及した。その模様が動画としてXに投稿されると、こちらも大きく拡散された。

 そのMCで井口は、「“隣の人の声がうるさくて聞こえない、なんだよ”みたいなね、声も聞こえてきますが。どうなんですか? 皆さん」と観客に問いかけると、「僕としてはですね、まあ求めてることなので、こちらが」と、自身が観客に対して合唱を求めていると表明。観客席から歓声が上がると、さらに「いいんですよ、ガンガン歌ってもらって。なんか隣の声がうるさいなって思ったら、それ以上に歌ってください。いいですね?」「その場をね、NOと言わずに楽しむことが大事ですから。わかりましたか?」と、観客による大合唱を”推奨”したのだ。

 そして、この井口のMCによってSNSでの議論はさらに白熱。Xのトレンドに浮上したほか、大手ネットニュースプラットフォームのトピックスに上がるなど、広く波紋を呼んでいる。