■松本若菜が『西園寺さん』枠に凱旋か

『わたしの宝物』は、夫以外の男性との子を、夫との子だと偽って産んで育てる“托卵(たくらん)”を題材にした大人の恋愛物語。明るい作風の『西園寺さん』から間を開けずに放送されたことも手伝い、松本の悲痛な演技は《ギャップがえぐい》《演技の幅が凄い》と視聴者を驚かせた。

 そんな松本は、いまや多くの作品に引っ張りだこ。2025年には、4月期に医療ドラマ『Dr.アシュラ』(フジテレビ系)の主演、10月期には妻夫木聡(45)主演の競馬ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』(10月期)のヒロイン役で出演。さらに、福山雅治(57)主演の刑事ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官』(23年4月期/TBS系)の続編SPドラマ(12月28日)に重要なメインゲスト枠で出演と大活躍。

 映画では山下智久(40)主演の『映画 正直不動産』(5月15日公開予定)への出演、今年4月5日からは主演ドラマ『対決』(全5話/NHK BS・NHK BSプレミアム4K)の放送も控えている。

 同作は新聞記者役の松本が、鈴木保奈美(59)演じる医大の理事の不正を暴いていくストーリー。《男性優位の社会で、無数の理不尽に直面してきた二人(※松本と鈴木)》の闘いが描かれるドラマと紹介されていて、実力派同士、バチバチの演技合戦が繰り広げられるという。

 前出の芸能プロ関係者は言う。

「今、松本さんには、オファーが殺到しているといいますね。24年10月にフジテレビの『わたしの宝物』に主演した際には、名バイプレイヤーとして売れるきっかけとなった木曜劇場枠に主演女優として帰ってくる、ということで話題になりましたが、今度は、TBS系火曜ドラマ――主演女優として確かな結果を残した枠に凱旋するようだ、という話も聞こえてきていますね。水面下では、彼女が出演する多数の作品が動いているそうです」

 松本は24年6月発売の『美的GRAND』(小学館)のインタビューに、《お仕事で芽が出なかった時期と同じように焦らず、今この場所にいられるご縁に感謝を忘れず、心に余裕がなくなりそうなとき程、流れ作業にならないように丁寧にお芝居をしていきたい》とコメント。ブレイク後、作品が5つ同時進行したこともあるほど多忙を極める女優となったが、だからこそ《焦らず、驕らず、丁寧に》をモットーにしていることを明かしている。

 長い下積みを経て、売れっ子になってからも慢心せず、仕事に取り組む。その誠実さが、現在の出世街道に繋がっているのだろう。