冬季五輪として史上最多となる24個のメダルを獲得するなど、日本選手団が大活躍したミラノ・コルティナ冬季五輪。中でも特に注目度が高かったのが、フィギュアスケートペアで金メダルを獲得した、りくりゅうペアこと三浦璃来選手(24)と木原龍一選手(33)だ。
連日スポーツニュースやワイドショーなどで取り上げられているりくりゅうペア。2人の“関係”に注目されることも多く、2月25日に都内の日本記者クラブで開かれた記者会見では、「2人の関係の正解を教えて欲しい」との質問も。「戦友じゃないですけど……」「家族みたいになっている」などと答えた2人だが、最終的には「ご想像におまかせします」と含みを持たせる回答も飛び出した。
SNSがその2人の回答で盛り上がるなか、記者会見でこのような質問が出ることに疑問を投げかけたのが、フィギュアスケートの世界選手権で2度の優勝を果たし、現在はバラエティ番組などテレビ出演も多い安藤美姫(38)だ。
26日放送の情報番組『ひるおび!』(TBS系)で、りくりゅうペアの記者会見の様子が特集された際、コメンテーターとして出演した安藤は、りくりゅうペアの関係について「個人的には、彼ら彼女らの問題で、外部が気にする問題ではないと思います」「そっちばかりにフォーカスしてほしくない」「“パートナー”という言葉がいちばんしっくりくる」とコメント。2人が恋愛関係にあるかどうかばかりを話題にすべきではないとの考えを示した。
また、「今は絶対にないけど、昔の考えだと“アスリートは恋愛するな”みたいな風潮があった」と語り、「私はすごく経験しているので、自分で言うのもなんですけど」と、アスリートが競技ではなく、恋愛について取り上げられることの苦労があることを明かした安藤。その上で、「私のときと違って(メディアには)しっかり(マナーを)守りながらアスリートとしてのりくりゅうを支えてほしいなって思う。新聞で(2人の関係について)キャッチーに載っているのが、“うん?”って思っちゃいました」と、スポーツ紙などで2人が交際しているかのように取り上げられることへの違和感を示した。
経験者だからこその意見を発信した安藤。たしかに現役時代から、恋愛にまつわる報道に苦悩したというのも事実だ。
「安藤さんは18歳、高校3年生のときに2006年のトリノ五輪に出場していますが、このときは怪我の影響もあり、総合15位に終わりました。そしてトリノ五輪後にロシア出身のニコライ・モロゾフ氏(50)がコーチに就任するのですが、このモロゾフコーチと交際し、結婚寸前までいったと報じられています。ちなみに、モロゾフコーチ就任直後の06~07シーズンでは世界選手権で優勝するなど、まさに公私ともに充実していた時期だったと言えます。
ただ、後にあるイベントに出席した安藤さん本人がトリノの当時をこう振り返っています。“日本の国旗を背負って会場で滑る、演技をするっていう前に。う~ん、そうですね。メディアの方、すいませんね。あの~パパラッチの方が毎日家の前、学校の前、リンクの前でずっといたりとか”と、当時のマスコミの過剰な取材攻勢について苦言を呈していました」(スポーツ紙記者)