森保一監督が共闘を常にお願いする理由

 私たちの世代は、大きな注目や期待がない中でプレーしていたため、その偉大さを知っています。盟友・森保一日本代表監督が、会見やメディア対応などで常に、「いつも応援ありがとうございます」「応援が選手の力になっています」「共闘をお願いします」と発しているのは、応援の力を知っているためです。

 私は、「期待・応援の力」を知る者として、W杯優勝を目指す日本代表に期待し、そして、応援します。それが、日本代表の力になると信じています。

ラモス瑠偉(らもす・るい)
1957年2月9日生まれ。ブラジルのリオ・デ・ジャネイロ出身。77年に来日し、読売サッカークラブ(東京ヴェルディの前身)でプレー。攻撃の核として5度の日本リーグ優勝に貢献し、得点王を2回、アシスト王を3回獲得した。93年にスタートしたJリーグでもヴェルディ川崎の中心選手として活躍。チームを初代王者、さらに連覇に導くとともに、自身は2年連続でベストイレブンに選出されるなど、Jリーグの草創期を支えた。89年に日本に帰化して日本代表でもプレー。司令塔としてアジアカップ初優勝をもたらし、94年W杯予選でもチームをけん引したが、あと一歩というところで本大会の出場権を逃した。98年に現役引退。指導者としては古巣の東京VとFC岐阜で指揮を執り、ビーチサッカー日本代表の監督としてW杯で世界を凌駕する活躍を見せた。国際Aマッチ通算32試合1得点。2018年、日本サッカー殿堂入り。
ラモス瑠偉公式サイト:http://www.ramos.jp/
(本連載取材協力:KAKU SPORTS OFFICE)