横綱、親方として、相撲を通じて日本文化や神事に長らく関わってきた貴乃花。自身が体験したことや、本を読んで学んだこと、そして、心に残った“ニッポンの魅力”を、歴史の話も交えながら伝えていく。

 いつも日本の歴史や伝統の謎について語ってきたこの連載ですが、今回は“今のニッポン”すなわち、政治について考えてみたいと思います。

 2月8日に第51回衆議院選挙の投開票がありましたが、私の思うところは自民党はもう無茶苦茶だなと。

 高市早苗首相が国民に信を問うと始めたわけですが、たった16日間の戦いと言えど、総選挙にかかった費用を試算すると850億円超。

 過去10年間で最高額ですから、それを聞くと、もっと効率のよいやり方ができなかったのかと思うんです。国民が汗水流して働いて納めた税金を、なんだと思っているのか。

 また、今回の選挙では、立憲民主党と公明党が新党『中道改革連合』を結成しましたね。これまでは公明党イコール創価学会という目線で見ちゃっていたんですが、それを抜きにして、公明党の斉藤鉄夫前代表は骨があるな、根性があるなと思いました。よっぽど高市首相が嫌なんでしょうね。