■続編に待ち受ける不穏――前作の最終回から1か月後に起こる事件

 本田のブレイク作、そして芳根が女優としてさらに1つ上のステージを上がった作品『めおと日和』には、現在も続編を期待する声が多い。

《(26年)春ドラマ木曜日に「めおと日和続編」 は無かったなぁ(ずっと待ってる)》
《主演女優賞(※『TV LIFE年間ドラマ大賞2025 主演女優賞』)おめでとうございます「めおと日和」ファンは続編を待ち続けながら応援します!》
《めおと日和、ドラマの続編かスペシャルをください〜〜〜》
《続編とかやったことないんだよなぁきょんちゃん(※芳根)、、、、、めおと日和で続編来たら感動だなぁ、、、》

 それだけに、“26年10月期に続編放送”が発表されれば、同ドラマファンは歓喜することになるだろうが――前出のテレビ誌編集者は言う。

「『めおと日和』は戦前が舞台で全体的に明るい作風ですが、瀧昌(本田)が“命の保証はない軍人”であることが何度も描かれてきました。昭和10年(1935年)12月に日本が『第二次ロンドン海軍軍縮会議』から脱退したことが瀧昌の職場で話題になるなど、日本を巡る情勢の悪化を示唆する場面も。

 そして、ドラマが史実通りに進むのだとすれば、昨年4月期のドラマの最終回から間もない時期に、日中戦争が始まってしまうんですよね……」

 ドラマ『めおと日和』の時代設定は、前作の最終回時点で昭和12年(1937年)6月。物語は蛍の舞う水辺で星空の下、夫婦が愛を誓い合って終わった。

 しかし、史実ではその1か月後、昭和12年7月7日に中国で盧溝橋事件が勃発。これが引き金となり日中戦争、さらに後に昭和20年(1945年)まで続く第二次世界大戦へと発展していくことに――。

「『めおと日和』の原作コミックでは、変わらず幸せな日常は描かれつつも、すでに軍人以外にも“赤紙”が届く時代に入っています。その意味でも、ドラマの続編ではどこまで描かれるのか……」(前同)

 本サイトはフジテレビに『めおと日和』の続編について問い合わせたところ、「改編の詳細についてはお答えしておりません」ということだった。

 ちなみに、『めおと日和』では生瀬勝久(65)演じる“活動弁士”(※顔出しの語り部ポジション)も視聴者から人気を博していた。

 夫婦の恋路を視聴者目線で茶化しつつも軽妙な語りをしていたが、最終回直前には深刻な口調で、「戦争という大きな波は、一人ひとりの小さな幸せをあっという間に飲み込んでしまいます。数多の愛し合う人々がその大波によって引き裂かれ、離れ離れになりました」と、戦争の残酷さを訴え、これも話題となった。

 戦争の気配が、続編ではより濃くなってしまうのだろうか。そして、“うぶキュン”夫婦に変化はあるのだろうか――。