高石あかり(22)が主演を務めるNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の第107回が3月2日放送された。同作には北川景子(39)が“松江編”のメインキャストとして出演していたが、その縁から夫・DAIGO(47)がヤブ医者役でサプライズ出演。それを受けて現在放送中の“熊本編”には不在の北川を想う声が多く寄せられた。

【以下、『ばけばけ』ネタバレを含みます】

 朝ドラ『ばけばけ』は、松江の没落士族の娘・小泉セツと、日本の怪談を世界に紹介した明治時代の作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)をモデルにした物語。松野トキ(高石)と外国人の夫のレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ/34)という、怪談を愛してやまない夫婦が何気ない日々を歩んでいく姿を描く。

 これまでの舞台は島根・松江だったが、松野家は第20週(2月16日~20日)から熊本へと移住。再注目されている北川は、トキの実母・タエ役で出演。夫の死や時代の流れで没落してしまった雨清水家の人間として描かれていたが、第19週(2月9日~13日)を最後に登場していない。

 今回放送された第107回は、トキが突然倒れてしまい、人柄の良い町医者・薮井(DAIGO)が往診。「ただの貧血」と結論づけて帰ったが、これまでの描写から察するに、トキの体調不良は妊娠が原因。語り部・蛇と蛙(阿佐ヶ谷姉妹)にも「ヤブ医者」だと酷評される――という展開。

 薮井役のDAIGOが北川の夫だということもあり、北川演じたタエに想いをはせる視聴者は多いようだ。トキと同居している育ての母・フミ(池脇千鶴/44)は出産経験がないことも手伝い、

《おタエ様が横にいれば… おフミにその経験がないことをヤブ医者のキャスティングとセットでわかりやすく見せてくれる》
《おトキの不調、おタエ様が近くにいればすぐに気づくと思うんだけどな。松江と熊本じゃ遠すぎる》
《ヤブ医…もとい藪井さんではなく、おタエ様だったら、妊娠に気づいたはずなのに…》

 といった、“タエが熊本にいれば”という声が多く寄せられている。

「タエは演じる北川さんの美しさ、そして徹底した役作りもあって、視聴者から人気のあったキャラクター。松江編では、彼女の没落、そこから持ち直すまでの親子ドラマも見どころの1つでした」(女性誌編集者)

 タエと息子・三之丞(板垣李光人/24)は地元の名家・雨清水家の人間だったが、時代の流れにより没落。世間知らずのボンボンである三之丞がいつまでも“就職”できなかったこともあり、タエはボロボロの姿で物乞いをするまでに落ちぶれていた。

 その後、トキがヘブンと結婚したことで、タエと三之丞はその仕送りで持ち直すことに。

 さらに第19週では、三之丞は荷造りの仕事に就き、タエは壊滅的だった家事が不器用なりにこなせるようになるなど、親子そろって成長していたことが明らかに。熊本に行くべきか悩んでいたトキをタエは「(私たちはもう)大丈夫ですよ」と背中を押して――という展開だった。

「北川さんは『ばけばけ』の、特に物乞い時代はかなりやつれていて、それも圧巻の役作りだと話題になりました。『ばけばけ』の撮影が終わったこともあるのか、今年2月28日発売の『きものSalon2026春夏号』(家庭画報)で美しい着物姿を披露していますね」(前同)