仲野太賀(33)主演のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の第8話が、3月1日に放送された。同回では、白石聖(27)演じる、主人公・小一郎(後の豊臣秀長/仲野)の幼なじみ・直が退場。悲劇的な結末、さらには現実での役者の事情も重なって、SNS上では大きな波紋が広がることに――。
同ドラマは、戦国時代のど真ん中を舞台に、豊臣秀吉(池松壮亮/35)をすぐそばで支え、後世「もしも彼が長生きしていれば、豊臣の天下は安泰だった」とまで言わしめた、天下一の補佐役の弟・秀長(仲野)を主人公に、天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の軌跡を描く、波乱万丈の下剋上サクセスストーリー。
白石演じる直は、史実には存在しないオリジナルキャラクター。小一郎(※秀長)と両想いとなり、第8話で直は故郷・尾張中村の父親から夫婦になる許しも得た。
ところが――小一郎のいる小牧山に帰る途中、直は日照り続きで村人同士が暴動を起こしている場面に遭遇。その場にいた少女を庇ったはずみで背中に大けがを負い、そのまま命を落としてしまう。
小一郎は城に運ばれた直の遺体に近づき、「わしは生きとるぞ! おい! 約束は守ったぞ! なのにお前は……」「直! 起きてくれぇ……!」と慟哭する――という場面で、同回は終了した。
「直の死、悲劇的な結末を演じきった白石さんには称賛の声、さらには“ロス”になったという声が多く寄せられる展開になっています。“死亡フラグ”が回収されてしまった、と嘆く声もありますね」(女性誌編集者)
フラグというのは、直役の白石が2月27日放送の情報番組『あさイチ』に出演していたこと。
『あさイチ』には、朝ドラや大河ドラマの出演俳優が同番組に出ると、ほどなくして“退場”するというジンクスがある。さらに白石の場合、メインキャスターの鈴木奈穂子アナウンサー(44)の「まだこの後も、直は見られると思ってていいですよね?」という質問に答える際、「……はい」と妙な間があり、「でも、本当に第8回は大事な回なので、ぜひご覧になっていただきたいです」と、含みを持たせた返答をしていた。
「そしてもう1つSNSをざわつかせているのが、直のこのタイミングでの死亡は、キャスト変更が影響しているのでは、という指摘です」(前同)
当初『豊臣兄弟!』の直役は永野芽郁(26)で決定していた。しかし、2025年4月末に俳優・田中圭(41)との不倫疑惑が『週刊文春』(文藝春秋)に報じられ、5月19日に永野の出演辞退が決定。1か月後から撮影が始まるギリギリの時期だったが、そこで白羽の矢が立ったのが白石だった。
当時、白石は25年5月11日から戸田恵梨香(37)や有村架純(33)などの売れっ子女優が多数所属する芸能プロダクション『フラーム』へ移籍したばかり。事務所移籍にあたり仕事を整理していて、スケジュールの都合がつけやすい状態にあったとされる。
「フラームはテレビ各局で非常に評判の良いプロダクションですが、特に“NHKのフラームへの信頼は絶大”と言われていて、その関係性もあって白石さんが永野さんの代役に抜擢されたといわれていますね。
同じ事務所の吉岡里帆さん(33)が『豊臣兄弟!』に“豊臣秀長の正妻・慶(後の慈雲院)”として起用されていた縁もあったのでしょう。『豊臣兄弟!』のクランクインまで時間がなく、大河の制作陣がフラームの社長と相談をし、すぐに白石さんの起用が決定したとも聞こえてきています」(芸能プロ関係者)