■吉野家の変化球『牛カレー鍋』もオススメ

 その松屋に負けじと、『すき家』は、伝説のメニューを復活させた。昨年11月に、あまりの人気ぶりから一時販売停止になった『ローストビーフ丼』(890円)を投入しているのだ。
 
「私のオススメは“ひつまぶし的な食べ方”。まずはホースラディッシュと肉を食べ、続いて生卵と肉で味わう。最後に、生卵をかけて肉と米を混ぜて食べると、味の変化が楽しめます」(前出の元祖B級グルメライターの田沢竜次氏)

 春の寒さ対策として打ってつけの鍋メニュー『牛・旨辛豆腐鍋定食』(980円)も、すき家の強力攻撃陣の一角を担う。

「中華スパイスが体を温めてくれますが、さらに、火にかけながら食べられるライブ感もいいんです。大判の肉も満足感を高めてくれます」(前出のグルメサイト記者)

 2社に対し、古豪『吉野家』はポイントで庶民に味方する。なんと、「楽天モバイルユーザーの楽天ポイントを20倍にする高還元イベントを3月末まで実施」(情報誌記者)するのだ。

 そんな同店の春のオススメは、『牛カレー鍋』(844円)。

「煮込まれた野菜の甘みが、肉と相性抜群。米も進むので、“膳”でおなかいっぱい食べたいですね」(前同)

 そして、田沢氏が全メニューの中で「一番ウマい」と推薦するのが、『牛プルコギ丼』(718円)だ。

「甘じょっぱい味付けが肉とも野菜とも合うし、見た目も華やか。最高の“牛丼”です!」(前同)

 にぎわいを見せる“肉祭り”。今すぐ、近くの店に駆け込んで参加すべし!

田沢竜次(たざわ・りゅうじ)
元祖B級グルメライターとして活躍。映画評、書評、60~70年代B級カルチャーなどにも精通する。著書に『B級グルメ大当りガイド』『ニッポン映画戦後50年』など。