3月5日に東京ドームで行われたオーストラリアと台湾の試合で熱戦の火ぶたが切って落とされたWBC。巷では“史上最強”との呼び声高い侍ジャパンだが、地上波での放送はなく、ネットフリックス独占配信とあって、前回に比べると盛り上がりにはやや欠けている。その分、「前回大会よりも興味深い“裏話”が漏れ出ている」(スポーツ紙デスク)という! そこで本サイトでは、専門家や関係者を徹底取材。“大会が10倍楽しくなる裏話”をかき集めてきましたよ。

 大リーグのトップ選手が多数参加するWBCには、各球団のスカウト陣も1次リーグから集結する。

 過去最多8人もの現役大リーガーを擁する“最強”侍ジャパンから、次に海を渡るのは、はたして誰か。

 大リーグ評論家の福島良一氏は日本人投手への信頼度の高さを挙げて、こう指摘する。

「日本人投手の活躍によってアメリカでは、フォークやスプリットといった落ちるボールを決め球に持つ投手の需要がとりわけ高い。その点からすれば、ロッテ・種市篤暉(27)あたりは、最有力候補の一人になってくるでしょう」

 実際、種市のフォークは千賀滉大(33/メッツ)に匹敵するスピードと落差を誇る“お化けフォーク”。

 昨季は9勝止まりも、最終盤の9月・10月だけで4勝を挙げて月間MVP。防御率は0.95、奪三振率は実に11.37にも達する無双ぶりを見せていた。

「加えて同じく需要が高い左の本格派投手では、オリックス・宮城大弥(24)の評価が群を抜く。総合力の高さでは当然、WBCでも先発候補の一人、日本ハム・伊藤大海(28)も熱視線を浴びています」(前同)

 彼ら3投手では、すでに種市が昨年契約更改の時点で、今オフのポスティング移籍も視野に入れた「挑戦の意向」を明言済み。

 一方の宮城は「今はまだ別次元」と慎重姿勢も、当人の大リーグ志向は、もはや誰もが知るところ。

 伊藤にしても、昨季の沢村賞獲得で、さらなる高みへの挑戦を、より意識したことは想像に難くない。

佐々木朗希(24)という前例ができてしまった以上、彼の先輩たる種市の希望もロッテは容認せざるをえない。シーズンで、それなりの結果を出せば、オフには間違いなく行くでしょう。

 伊藤&宮城も、すでに実績は十分。大谷翔平(31)&山本由伸(27)を輩出している球団だけに、移籍に際しての障壁も、そこまで高くはないはずです」(スポーツジャーナリスト)