■タレントMCの帯番組は『ノンストップ!』と『ぽかぽか』のみに

 今春の改編以降は、フジテレビでタレントがMCを務める帯番組は『ノンストップ!』と『ぽかぽか』(ともにフジテレビ系)のみとなる。

「『ノンストップ!』は2012年から続く安定感のある番組ですが、平日午前9時50分から11時30分という視聴者が少ない時間帯ですから、MCのバナナマン設楽統さん(52)のギャラもそこまで高くはないと見られています。

『ぽかぽか』は視聴率低迷が続くフジテレビにあって、制作費が削られるような状況になってからスタートした番組です。レギュラー出演者やゲストもいますが、MCのハライチ神田愛花さん(45)の3人が中心で、企画を見てもお金はかかっていないですよね。そして、その後の午後のワイドショー『旬感LIVE とれたてっ!』は系列局のカンテレ制作ですから、フジテレビの出費はほぼない。

 かつては、小倉さん、そして『笑っていいとも!』のタモリさん(80)などギャラの高い帯番組のタレントMCがいましたが、どんどんいなくなって、もうバナナマンとハライチと神田さんだけになるということですよね。

 それだけ、今のフジテレビの台所事情は厳しいものがあり、それは昨年のフジテレビ問題の影響がここにきて出てきているからですよね」(前出の制作会社関係者)

 フジテレビの番組では『ミュージックジェネレーション』、『週刊ナイナイミュージック』、『呼び出し先生タナカ』、『ボクらの時代』、『日曜報道 THE PRIME』なども終了する。

「全番組に制作費の大幅カットが求められていますからね。特に帯番組のMCについてはタレントを起用せず、局員であるアナウンサーが担当する体制に一気に変わりつつあると。

 フジテレビ問題から約1年。昨年はほとんどのスポンサーが撤退し、株主や視聴者からも厳しく見られた。そして今、立て直しの時なのですが、経営面でも特に今年が勝負となっているそうです。今年は健全経営がマストになっているといい、それを受けて全番組の予算は大きく削られ、かつ決まった予算を守ることは絶対だといいます。そうした状況下では、とても谷原さんのギャラは払えない、というのがリアルなところで……。そうして『サン!シャイン』は1年で終了することになるようです」(前同)

 あまりにも大ダメージを負った“フジテレビ問題”を経て、再起を図っているフジテレビ。ただ、放送事業のV字回復がなければ、タレントがMCを務める帯番組が同局から消える日も……。