高石あかり(22)が主演を務めるNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の第111回が3月9日に放送された。同回ラストでは、吉沢亮(32)演じる人気キャラクター・錦織友一が第95回(2月13日)から24日ぶりに再登場。変わり果てたビジュアルに、多くの視聴者がショックを受けることになった。
【以下、『ばけばけ』ネタバレを含みます】
朝ドラ『ばけばけ』は、松江の没落士族の娘・小泉セツと、日本の怪談を世界に紹介した明治時代の作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)をモデルにした物語。
松野トキ(高石)と外国人の夫のレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ/34)という、怪談を愛してやまない夫婦が何気ない日々を歩んでいく姿を描く。3月6日放送回では、夫婦の第1子・勘太が誕生した。
今回大きな注目を集めているのは、ヘブンが島根・松江に滞在中の通訳係で、親友でもあった英語教師・錦織友一(吉沢)。物語の舞台が第20週(2月16日~20日)から熊本編になったことで、一時的にフェードアウトしていた。
史実通りであれば、トキとヘブンは正式に籍を入れるために、まもなく島根・松江へと向かう。先週の予告映像でも、ヘブンと錦織(※後ろ姿のみ)が再会するシーンが紹介されていた。
「錦織のモデルは、小泉八雲の親友・西田千太郎さん。1897年に、当時は“国民病”“亡国病”などと言われた結核により、34歳で短い生涯を終えたことで知られています。
西田さんはハーンが来日した1890年の時点で結核を患い闘病生活を送っていたそうで、『ばけばけ』の錦織は長らく健康そうな感じでしたが、最後の登場回だった2月13日放送回では、病を患っていることを示唆する描写もありましたね」(女性誌編集者)
錦織は、トキとヘブンが松江を去る1891年11月15日、「体調があまりよくない」という理由でヘブンの見送りに行かず、自室にいた。そこで錦織は咳き込み、左手で口をおさえると血が。同回は、喀血(かっけつ)をし、茫然とするような錦織の横顔のアップが映るという約35秒の異例のシーンで終了し、話題となった。
そして、今回のラスト。場面がトキとヘブンがいる熊本から松江に切り替わり、再び喀血する錦織の姿が。錦織はげっそりとやせ細っていて――という驚きの場面で同回は終了した。劇中時間は明言されていないが、トキとヘブンの第1子が誕生したことから察するに、1893年11月頃だと考えられる。