篠原涼子(52)主演の連続ドラマ『パンチドランク・ウーマン−脱獄まであと××日−』(日本テレビ系/日曜よる10時30分~)の第8話が、3月15日に放送される。8日放送の第7話で「悪女編」に入ったが、平均世帯視聴率は2.9%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と終盤に来て撃沈。それでも制作側にとっては、たいした問題ではないのかもしれない。

 同ドラマは、海外で起きた女性刑務官が男性受刑者を脱獄させ、一緒に逃げたという実話に着想を得た物語。未決拘禁者(有罪が確定していない被疑者・被告人)を収容する拘置所を舞台に、氷川拘置所の刑務官・冬木こずえ(篠原)が、殺人犯・日下怜治(SixTONESジェシー/29)と出会ったせいで、人生を大きく狂わせていく。

 第7話では、妹・寿々(梶原叶渚/16)を人質に取られて、父・春臣(竹財輝之助/45)殺害の罪を被れと脅されたという怜治の証言のとおり、こずえはトランクルームで怜治の父・春臣のカバンを発見。カバンの中には現金1億円と、春臣が法務大臣・古谷俊光(山寺宏一/64)ら政治家に裏金を渡していた証拠となるUSBが入っていた。

 怜治に罪をなすり付けたのは伯父・日下秋彦(大澄賢也/60)で、春臣殺害の実行犯・宮脇(せいや/33)は浴室で遺体となって発見される。そんな中、怜治の裁判が行われ、怜治は春臣殺害の罪を認めてしまう。覚悟を決めたこずえは、母・誠子(山下容莉枝/61)の延命治療をやめて最期を看取り……という展開。

 本筋である過去の事件の真相が明らかになったが、ざっくり言えば、怜治は父殺しの濡れ衣を着せられ、妹を助けるために脱獄を企てた。裏事情はドラマ定番の政治家の裏金絡みで、親族も警察も信用できない。そんな怜治の脱獄に、刑務官のこずえが協力するというものだが、要するにベタな設定で、見ている人のほとんどが予想できていただろう。