WBCで大騒ぎの今季だが、いよいよペナント開幕も目前に迫ってきた。そこで本サイトは、国外&国内情勢の両方に精通した記者たち、通称“球界007”を緊急招集。テレビや新聞では絶対に報じられない「ヤバネタ」を中心に、徹底的に話を聞いた。

A氏 スポーツ紙一筋30年の大ベテラン。球団上層部にも数多のパイプ。
B氏 球団職員から記者へと転身。グラウンドレベルの情報に自信あり。
C氏 関西在住の週刊誌記者。各紙番記者やOBとも親交の深い事情通。


――毎年シーズン開幕前のこの季節に話題となるのは阪神と巨人ですよね。この両球団以外に、負けず劣らずの話題がある球団はありますか?

B 中日でしょう。井上一樹vs井端弘和の“跡目争い”が名古屋財界を巻き込んで熱いです。球団は井端監督就任を見越して、井上監督の契約を2年にしています。今年はその最終年。お互いが承知のうえとはいえ、年齢は井上監督が4歳上だし、彼自身も、このまま終わるつもりはない。

A 親会社の中日新聞社でも、勢力は拮抗していると聞く。優勝まではさすがにないとしても、得点増が見込めるホームランウィング新設は、井上監督にかなり有利に働くのでは。

C 一方の井端さんもWBCで箔をつければ、読売グループとの“両睨み”も可能になりますよね。

A そうなんだよ。同学年の盟友でもある第2次(高橋)由伸政権誕生になれば、巨人に行く可能性も十分ある。

B それは、どうでしょう。あの人は政治家タイプ。前回の由伸監督退任時も「彼が辞めるなら自分も」と潔いことを言いながら、裏では原(辰徳)さんからヘッドを打診されて、本気で悩んでいたみたいだし(笑)。

A あと、球団内部が騒がしいのは横浜かな。

C 選手たちから“データを使ったミーティングが長すぎる”との愚痴を聞きましたね。

B そもそも相川亮二監督は“5番目の候補”だったと聞いた。元西武監督の辻(発彦)さんに始まり、工藤(公康)さん、栗山(英樹)さん、そして石井琢朗の次だったと。

A 横浜も楽天のようにフロントが力を持ちすぎて、監督のなり手がない球団になっちゃったな。

――そのパ・リーグは、どうでしょう? 気になるのは新庄剛志監督率いる日本ハムですが。

A 優勝を花道にして「辞める」と、あっさり身を引くのが、彼にとって最高のシナリオ。

 それまで所属していた芸能事務所からも独立したとも聞いたし、彼の中には“退任後”のプランも、すでにあるんじゃないか。

C 現役時代から一貫して、1か所に止まっていられるタイプではないですしね。そのためにも是が非でも優勝はしたいでしょうけど。

B ただ、監督業も早5年目なのに、言っていいこととダメなことの区別がついていないのはな……。

A テレビ番組での「FAを取らせるために松本剛(32)を1軍に残した」ってやつか。確かに、あれは不用意な発言だった。あんなこと言われても、当の松本も、2軍で頑張る選手も誰も嬉しくないからね。

C そもそもシーズン中から、新庄は松本を見限っていた。彼なりの親心なんでしょうけどね……。