■後輩からの「いじり」を容認した前田健太

B それに比べてソフトバンクの小久保裕紀監督は、良くも悪くも厳格。

A 選手も近づきづらい雰囲気があると、こぼしていた。勝っているから、求心力を維持できているけど、昨季ブレイクした柳町達(28)にしたって、ケガ人続出でお鉢が回ってきただけで、それまでは小久保に干されていた選手だからね。

C 監督自ら見いだして引き上げたわけじゃなく、CBOの城島(健司)さんの意見もあったと聞きました。

A 城島さんは評判いいね。今年のソフトバンクは、その柳町が一塁に挑戦したり、今宮健太(34)が二塁を守ったり、2022年ドラ1のイヒネ・イツア(21)を外野にコンバートしたりと改革中だけど、選手の精神的なフォロー役もやってるそう。

――そんな2強に続くパのダークホースとなりそうな球団は、どこでしょう?

B WBCで大注目された種市篤暉(27)のいるロッテじゃない?

A 確かに、サブローが監督になったことで、選手たちの精神面も大きく変わった。オープン戦で見せた“懲罰交代”も辞さない姿勢も、若手にはいい薬だろう。

――日本球界復帰の前田健太(37)が加入した楽天は、どうでしょう?

C 若手に「画伯」呼びも許可するなど、同学年の田中将大(37)よりは、うまく溶け込こもうとしている感じは伝わってきますが。

A それは、日本球界復帰に際して「広島からオファーがなかった」と、わざわざ古巣を敵に回すようなことを言ったから。あれで完全に戻る場所がなくなったと気づいたんじゃないの?

B まぁ、黒田博樹はメジャーにいる間も、鈴木清明本部長らとは密に連絡を取り合っていたそう。仁義なき広島サイドからすれば「その程度の義理も果たせていないやつが、どの口で?」とはなりますよ。
――それ以外に今季、ここまでで、ザワつくトピックスはありますか?

A ヤクルトは、相も変わらずケガ人ばかり。球団関係者と話をしたときの、どんよりとした顔が忘れられないよ(笑)。つば九郎の復活がチーム最大のトピックなんだから、こちらまで悲しくなった。

C 昨季まで18年間にもわたってスタジアムDJを務めていたパトリック・ユウ氏が突然、“クビ切り”に遭いましたね。

B そう。現場のスタッフも、まったくの寝耳に水だったみたい。先代つば九郎との丁々発止は、DJである彼との“共同作業”。そういうドライな対応を聞くと、より悲しくなる(笑)。

A まぁね。青木宣親がGMに収まったのも、結局のところは「今、監督になってもうま味がない」ってことの裏返しだから。

――いよいよ開幕も秒読み。また次回の座談会でも、いいネタ、期待しています。

【前編】“ポスト井端”の座を巡ってダルビッシュ有と火花を散らすのは“巨人軍大物OB” WBCからプロ野球まで「ヤバネタ」記者座談会では、“ポスト井端”の座を巡ってダルビッシュ有と火花を散らしている“巨人軍大物OB”に関して報じている。
《【前編】はこちらから》《【中編】はこちらから》