3月13日放送の朝の情報番組『あさイチ』(NHK総合)でMCを務める鈴木奈穂子アナウンサー(44)が番組を途中退席する場面があり、話題を呼んでいる。

 この日はNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の主人公・トキ役を演じる俳優の高石あかり(23)がゲスト出演。MCの博多華丸・大吉、鈴木アナとトークを展開したが、番組開始から約1時間後、博多大吉(55)が「このあとは映画のコーナーに高石さんにおつき合いいただきますけれども、実は今日、鈴木さんがここまでなんです」と説明。

 鈴木アナは「すみません、ちょっと……家族の行事に参加する予定がありまして」と途中退席する理由を明かし、高石に対し、「高石さん、すみません。このあとも2週間、楽しみに『ばけばけ』見ます」と何度も頭を下げてスタジオを後にした。

 この様子に、

《鈴木アナ、お子様卒園式かな?》
《鈴木アナがあさイチ途中で抜けたのは、時期的に卒業式とかかしら…!》
《こういうのどんどんしてくれたら世の中も良い流れなりそう》

 といった声がXに上がることになった。

「卒園式かは確定はしていませんが、鈴木アナは2019年5月に第1子を出産していますから、タイミング的にはそうなのかもと思えます。卒業式シーズンの3月2週目の金曜日でもありますからね。ただ、MCを務めるアナウンサーが番組を途中で退席、しかも“家庭の事情”と明らかにするのはテレビ界ではあまりなかったこと。

 たしかに卒園式は親にとってもとても大切な行事ですし、その可能性が言われるなかで鈴木アナの途中退席は多くの視聴者から好意的に受け止められていますね」(ワイドショー関係者)

 忙しい職場として知られるテレビ局にあって、近年は局員のプライベートを尊重する環境に変わりつつあるのだろうか。昨今のテレビ局員の働き方について元テレビ朝日プロデューサーの鎮目博道氏はこう解説する。

「昔、テレビ業界は男社会でしたし、MCが家族の行事で途中退席するなんてことはとても考えられませんでした。かつての上司に“家庭を優先したい”と言うと“ふざけるな”と返されるのが当たり前でしたからね。

 最近まで現場のアナウンサーや制作担当者は、家庭や子どもができたりすると、家事との両立ができない環境のなかで、バックオフィス、いわゆる事務職と呼ばれる部署に異動させられて現場を外されることも多かったんです。女性局員は若くして現場を離れることになり、特に女子アナは辞めざるを得なくなるような状況でした。

 それがだんだん変わってきているのは確か。管理職になる女性が増えてきたことも大きいでしょうし、取締役になるような女性もいます。民放労連の委員長も女性だったりと、民放も徐々にNHKに追いつこうと働き方改革を進めています」