杉咲花(28)主演の連続ドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』(日本テレビ系/水曜午後10時~)は、3月11日放送の第8話の平均世帯視聴率が3.0%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)、配信サービス・TVerのお気に入り登録数も第6話の放送後から減少続きと、数字は変わらず低調だが、視聴者の語りが過熱している。

 同ドラマは、恋人はいるものの「きちんと人を好きになること」を避けてしまっている小説家の土田文菜(杉咲)が主人公で、“考えすぎてしまう人”のためのラブストーリー。映画『愛がなんだ』をはじめ、人々の心の揺れ動きを繊細に描いてきた映画監督・今泉力哉氏が、初めて地上波GP帯の連続ドラマで脚本・監督を務める。

 第8話「水色と発熱」では、文菜とゆきお(成田凌/32)は、文菜の誕生日に温泉旅館を訪れ、温泉に入ったり夕食に舌鼓を打ったり、他愛のない話で盛り上がる。翌朝、文菜に誕生日プレゼントとして水色のカーディガンを贈る。文菜がさっそく着てみせると、ゆきおは3月の自分の誕生日にマフラーを編んでほしいとリクエストする。

 東京に戻った文菜は、マフラーの毛糸を買いに行くが、咳き込んでしまう。体温を測ると熱があり、文菜は山田(内堀太郎)に体調が悪いと電話して、看病に来てもらう。そこで文菜は、ゆきおを裏切りたくないこと、まともになりたいという気持ちを明かし、「もうこういうふうに会うのはやめたいです」と山田に告げ……という展開。

 X上では、《冒頭20分間の文菜とゆきおのじゃれ合いは必要だったんだなあ。文菜がゆきおに対してまっすぐ向き合う覚悟ができた時間だったんだ》《山田線がわざわざ「納得しました」と言う辺りに納得してなさを感じるし、文菜から別れを告げられたことで彼の素が見えた気がした》など、登場人物への共感から分析まで、語る声が多い。