日本時間3月15日、マイアミで行われたWBC準々決勝ベネズエラ戦で敗れ、4強入りを逃した侍ジャパン。連覇は逃したものの、選手たちがシーズン開幕に向けて動き始めようとしているなか、一部のSNSユーザーから選手やコーチへ誹謗中傷コメントが投稿され、日本プロ野球選手会の公式Xが警告する事態に発展している──。

 ベネズエラ戦では、1点リードしていた6回表から日本ハムの伊藤大海投手(28)が登板するも逆転3ランホームランを浴びた。試合後、伊藤投手のインスタグラムには多くの労いや励ましのコメントが寄せられる一方で、一部のネットユーザーからは敗戦の責任を厳しく追及するような心ない言葉も投稿されていたことが報道されている。

 また、大会通して13打数ノーヒットに終わったソフトバンクの近藤健介選手(32)は16日、自身のインスタを更新。《今大会は何もできず、ファンの皆さんの期待に応えられず申し訳ありませんでした》とのコメントを出すとともに、《また、選手に対して心無い言葉が届いているとも聞いています。もちろん結果はしっかり受け止めています。ただ、その言葉に叱咤があるのかどうかは、選手自身が一番分かります》と、侍ジャパンに対する誹謗中傷に言及した。

 日本代表が敗退する直前から兆候はあった。敗退の前日である同月14日、日本プロ野球選手会は公式Xで、

《日本プロ野球選手会では、WBC日本代表・侍ジャパンの監督、コーチ、選手に対する誹謗中傷のモニタリングを、NPBおよびNPBエンタープライズと共同で実施しております》
《1次ラウンドにおいても、誹謗中傷にあたる投稿が一定数確認されております》

 などと警告を出していた。また、ベネズエラ戦後の16日には、

《WBCの結果を受け、侍ジャパンの選手や監督・コーチ等に対する誹謗中傷を多数確認しています》
《今回の大会では、AIを活用したモニタリングにより投稿の確認・証拠保全を行っており、悪質な投稿については法的対応を含めて厳正な措置を講じます》

 と再び警告するとともに、法的措置を取る可能性があることを表明している。