■アナウンサー以外も…ドラマ・バラエティ社員も続々流出

 前出の制作会社関係者は言う。

「勝野アナは22年入社の若手です。そんな若手アナウンサーまで辞めるなんて、ちょっと衝撃ですよね。アナウンサーだけではありません。木村拓哉さん(53)の主演『教場』のシリーズにも携わっていた敏腕ドラマ制作マンのA氏もフジテレビを辞めるといいます。

 さらにバラエティ部門でも、昨年は話題の特番を作った第一線で活躍するベテランから中堅のバリバリの社員まで今後も退社が相次ぐと見られています。特に、番組作りがしたくてフジテレビに入った社員たちが辞めていっていると言われていますね。昨年の大騒動を受けてドラマを含めた番組の予算が大幅減となって、思うように制作することができなくなった人たちが辞めていっていると見られています。

 そういう“仕事ができる”人たちはフジテレビ以外でも活躍できますし、フジに限らずですが、テレビ局の社員が大手配信サービスに転職するケースも増えてきていますからね。テレビがなかなか見られなくなる逆風の状況のなか、フジテレビでは昨年の大騒動が起きてしまった。それで、人材流出に歯止めがきかないことになっているのでしょうね」

 アナウンサーの退社が相次ぐフジテレビにあって、活躍が目立つのは入社3年目の上垣皓太朗アナ(25)だ。

 上垣アナは24年7月から『めざましどようび』のお天気キャスターを担当。同年10月より『めざましテレビ』の水曜コーナー「ココ調」も隔週で担当しており、25年10月からは月曜の「ココ調」も担当している。情報番組以外では『新しいカギ』や『街グルメをマジ探索!かまいまち』など、バラエティ番組の進行を担当することも少なくない。

 さらに上垣アナと俳優の剛力彩芽(33)が“本人役”でダブル主演するドラマ『上垣妄想人生計画』が、同局の配信サービス・FODで2月27日より配信されているほか、4月16日スタートの新音楽番組『STAR』(木曜19時)のMCにも抜擢された。

「音楽番組のMCはまだしも、アナウンサーとしては領域外の俳優業までやっていますからね。しかも主演です。上垣アナは局アナですからギャラが発生しません。そういった理由から各方面から重宝されているとも言われていますが、彼に負担がかかりすぎているのでは、という声も。

 アナウンサーが2年弱で10人も辞めることになり、さらに入社3年目の上垣アナに領域外の仕事まで託す状況……フジテレビのアナウンス部は、崩壊の危機に直面していると言えそうですね……」(前同)

“フジテレビ問題”勃発から1年3か月、大騒動の余波はまだまだ続きそうだ……。