「4月以降、土曜日夜のテレビでは、大人気男女アナウンサーの熾烈なニュース番組バトルが繰り広げられることになりますね」(制作会社関係者)
日本テレビは3月4日、東京・汐留の同局で4月期改編説明会を行ない、有働由美子(56)がMCを務める『with MUSIC』が終了し、代わって放送される新報道番組について説明した。
同局の編成の担当者は《今、テレビ局は信じてもらえないつらさがあるんです。テレビの信頼感が落ちている。そこを覆せるような番組にしたいと思っています。信じざるを得ないような報道番組にしたいと思います》と説明し、出演者は《調整中》だとした。
「《調整中》ということでしたが、新報道番組のMCの1人には、3月をもってNHKを退局すると報じられている和久田麻由子アナウンサー(37)が就任するのは間違いないですね」(前出の制作会社関係者)
この件で昨冬から何かと話題の和久田アナは、東京大学経済学部を卒業後の2011年にNHKに入局。初任地の岡山放送局から14年に東京のアナウンス室に異動となり『NHKニュースおはよう日本』のキャスターを担当。
20年3月から22年4月まで『ニュースウオッチ9』、23年4月から24年3月まで『NHKニュース7』のキャスターを務めるなど、NHKの報道の顔として活躍。19年と21年には『NHK紅白歌合戦』の司会も務め上げた。
「和久田アナがMCに就任する新たな報道番組は、日テレ編成担当者の《テレビの信頼感が落ちている。そこを覆せるような番組にしたい》という言葉からも伝わってきますが、オーソドックスな報道番組ではない“攻めた内容”になるようだと噂されています。従来のテレビのニュース番組では扱わなかった、でも世の中では起きているリアルを触っていくことになるのではと。
そんな、斬新な報道番組のMCに就任するという和久田アナは容姿端麗で、アナウンサーとしての実力も十分。NHKアナウンサーなので知名度もありますし、上の世代の男性層を中心にファンもたくさんいると見られています。
ですので、日テレの期待感は凄いようですが……ただ同時に懸念点も言われています。それは、“NHK→民放”移籍で、いきなり実力を発揮できるのかということ。というのも、NHKのアナウンサーは“アドリブがきかない”とよく指摘されますからね」(前同)
NHKでは、ニュースを正確に、それでいて全国共通のアクセントで伝えることを民放以上に優先され、アナウンサーは事前に準備された原稿をしっかりと読み上げることが求められる。そして、NHKアナウンサーは持論を語ったり、自らのメッセージを発する機会はほとんどない。
「有働さんも、『news zero』のMC就任当初は“アドリブがきかない”と指摘されていたそうですし、23年4月に『DayDay.』(ともに日本テレビ系)のMCに就任した武田真一さん(58)も前評判ほどの活躍はできていないと言えそうですよね。民放番組の自由度の多さに、戸惑うところがあるようです。
和久田アナもNHKでは報道番組がメインだった。そんな彼女は、アドリブがきくのか……そんな懸念点もある和久田アナがメインで、TBSの安住紳一郎アナウンサー(52)の番組と勝負ができるのか――そうしたことが言われています。土曜22時枠では、安住アナMCを務め、三谷幸喜さん(64)も出演する『情報7daysニュースキャスター』(TBS系)が非常に高い視聴率を誇りますからね」(前同)
1週間前の3月14日の『情報7daysニュースキャスター』の視聴率は、世帯視聴率10.0%、個人視聴率5.9%、コア視聴率(13歳~49歳までの個人視聴率)は2.9%とやはり同時間帯では圧倒的なパワーを見せつけていた。