■「ジャニー喜多川氏の闇」を元ジャニーズJr.が顔出しで告白

 3月7日、イギリス公共放送のBBCがジャニー氏の“性加害問題”に焦点を当てたドキュメンタリー『J-POPの捕食者 秘められたスキャンダル(原題:Predator:The Secret Scandal of J-Pop)』を放送。

 ジャニー氏の性加害問題については、1999年10月に『週刊文春』(文藝春秋)が14週にわたって大々的に報じ、ジャニー氏本人やジャニーズ事務所との裁判にまで発展。さらに同誌ではBBCのドキュメンタリーに合わせ、4月13日発売号まで再び6週にわたってジャニー氏の性加害問題に大きく誌面を割いている。

 4月12日には、元ジャニーズJr.岡本カウアン氏(26)が東京・丸の内の「日本外国特派員協会」で記者会見を行ない、過去にジャニー氏から性加害を受けたことがあると告白。

『週刊文春』をはじめとする週刊誌、WEBメディア、共同通信、さらにはNHKもこれを報じ、ジャニーズ事務所にはあらためて批判が殺到している。

※画像は岡本カウアン氏の公式ツイッター『@kauan_okamoto_』より

■「このタイミングで福利厚生充実のジャニーズ事務所は草」という声も出る中……

 前出の女性誌編集者が続ける。

「BBCが報じた“ジャニー氏の闇”、さらに先日のカウアン氏の記者会見は大きな波紋を広げていますよね。世間のジャニーズを見る目はかなり厳しくなってしまっています。

 そんな中、事務所トップの売り上げと人気を誇るSnow Manの、そして中心メンバーであるラウールさんが“安心安全の、福利厚生のしっかりしたジャニーズ事務所”と話し、2人が“これからもよろしくお願いします”と声を合わせたんです。

 もちろん、ラウールさんと目黒さんは、ジャニー氏の過去のスキャンダルやそれに揺れるジャニーズ事務所を擁護するつもりでトークを展開したわけではありませんが、カウアン氏の記者会見直後に『素のまんま』が放送されてしまい、ツイッターには“このタイミングで福利厚生充実のジャニーズ事務所は草”といった声も上がっている。

 大きな問題があぶり出されたジャニーズ事務所ですが、かつてに比べればタレントが気兼ねなく活躍できる体制も整いつつあるのかもしれませんね」

 揺れるジャニーズ事務所にあってどんどん輝きを増す目黒とラウール。彼らが希望の光であることは間違いない。