高石あかり(22)が主演を務めるNHK連続テレビ小説『ばけばけ』は、ついに最終週(3月23日~27日)に突入。主演の高石のコメント、そして史実のエピソードから、最終週は号泣必至の内容と見られている――。

【以下、『ばけばけ』ネタバレを含みます】

 朝ドラ『ばけばけ』は、島根・没落士族の娘・小泉セツと、日本の怪談を世界に紹介した明治時代の作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)をモデルにした物語。

 松野トキ(高石)と外国人の夫のレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ/34)という、怪談を愛してやまない夫婦が何気ない日々を歩んでいく姿を描く。

 第24週(3月16日~20日)から物語の舞台は1903年(明治36年)の東京・大久保に。トキは35歳、ヘブンは53歳である。

 そんななかヘブンは勤め先の帝大を解雇されてしまう。そして、またもう1度作家としての実力を証明しようとベストセラーを目指して執筆に取り組むが、これもうまくいかない日々が続いた。

 しかし、トキの“学がない私でも楽しく読める本を書いてほしい”という提案が転機となり、ヘブンはトキの大好きな『怪談』を本にすることを思いつき――という展開。夫婦で協力して、史実通り『KWAIDAN(怪談)』を書き上げた。

 最終週を直前に大きく話が動いた『ばけばけ』だが――ヘブンは最終回を待たずに、この世を去ってしまう可能性がありそうだ。すでにヘブンが老け込み、体調も悪そうに見えるが、何よりも史実で小泉八雲は『怪談』を1904年(明治37年)4月に出版するも、同年9月26日――およそ半年後に狭心症で亡くなっている。

 主演の高石は最終週の内容を、3月16日開催のスペシャルトークイベント(NHK大阪ホール)で「台本を見て涙が止まらなかった。そんなラストを皆さんと一緒に見ていきたいと思います」としていることからも、視聴者を泣かせる展開になることは間違いなさそうだ。それは、やはり夫との別離ではないだろうか。

 ただ『ばけばけ』は、大筋のエピソードは辛い展開が多い反面、コントのような楽しい演出も多く、暗い気持ちのままでは終わらせない作品という信頼感もある。