■見落としがちな盲点も
また、この時期に注意したいのがA/Cボタンの使い方だ。
「A/Cボタンは主に冷房と除湿の機能です。暖房だけなら、基本的に押さなくても大丈夫。曇り取りが必要なとき以外、つけっぱなしにしているのなら見直してみましょう」(前出の節約アドバイザーの和田由貴氏)
その効果は、どれほどか。
「車内温度を外気と同じ25度に設定した場合、A/CをONにしたままだと燃費は約12%程度悪化するといわれます。最近はAutoボタンを押すと同時にA/Cボタンが入る車も多いので、注意してください」(自動車整備士)
足回りでは、タイヤの空気圧も侮れないポイント。
「空気圧が適正でないと走行抵抗が増えて、燃費に影響します。空気圧は1か月で5%程度低下するとされています。適正値より不足すると、市街地で2%、郊外で4%も燃費が悪化します」(前出の和田氏)
最後はトランク。荷物の置きっぱなしは厳禁だ。
「ゴルフバッグや洗車道具など、使わないのに積みっぱなしになっているものがあれば、できるだけ下ろしたほうがいいです。100キロの荷物を載せて走ると燃費は3%程度悪化します。
ガソリン高が長引くほど、日々の節約は重要になります。運転や移動の工夫を重ねることが、家計防衛につながります」(前同)
これら節約術を駆使し、この難局を乗り切りたい。
和田由貴(わだ・ゆき)
消費生活アドバイザー、家電製品アドバイザー、食生活アドバイザーなど、幅広く暮らしや家事の専門家として多方面で活動。
「節約は、無理をしないで楽しく!」をモットーに、耐える節約ではなく快適と節約を両立したスマートで賢い節約生活を提唱している。