木々が芽吹くこの季節――家庭では、迷惑な“あの生き物”も目覚めてしまう。
「気温の上昇とともに、冬を越えた害虫が活発に動き始めます。家の中で虫を発生させないためには、早い時期からの清掃や侵入対策が大切です」(生活情報誌ライター)
ゴキブリ、ダニに加え、地味に不快感を与えてくるのが“コバエ”だが、完全に駆除するのは、実はなかかなに難しい。
「コバエが直接病気を蔓延させるようなことは考えにくいですが、台所に発生した場合は食品衛生上よくありません。しかも、成虫を駆除するのは簡単ですが、根絶させるのはなかなか難しいんです」
こう話すのは、害虫・害獣駆除専門業者「駆除屋アールビー」代表取締役の芳賀龍二氏だ。成虫を一時的に駆除するには部屋で燻煙式の殺虫剤を焚いたりして物理的に潰せば事足りるというが、“卵”となると、そうもいかない。
「コバエの種類によって発生場所は異なりますが、卵は1~2日で孵化し、1週間で成虫になります。また、ハエは1匹、1日あたり30~50個の卵を産みますから、卵を取り除けない限り、延々と湧いてしまうんです。どの卵にも捕獲機や殺虫剤は通用しません。つまり卵を取り除くには、卵がいそうな場所をとにかく掃除するしかないんです」(芳賀氏=以下同)
では、コバエを卵ごと撃退するには、どこをどのように掃除すれば良いのか。発生しやすい場所とコバエの種類に分け、芳賀氏に解説してもらった。