■コバエの発生場所によって対策も異なる!
まず、リビングなど、観葉植物を置いている場所にコバエが湧いている場合。鉢植えがキノコバエの棲家になっている可能性が高い。
「腐った土や葉、肥料に好んで卵を産むのがキノコバエです。対策としては、鉢植えを外に出すか、中の土を全て入れ替えるのがおすすめです」
浴室や脱衣所に飛んでいるのはチョウバエだ。彼らを完全に根絶やしにするのには一筋縄ではいかないという。
「浴槽の裏などに溜まった“ヘドロ”が幼虫のエサになります。市販の洗浄剤で排水溝のぬめりを落としたり、浴槽を可能な限り取り外して洗浄するのが効果的ですが、ユニットバスや、浴槽裏にくぼみがあるなど手が届かない構造の場合は、そうもいきません。その際は専門業者を呼ぶ必要があります」
そして、最もコバエが湧きやすいのがキッチン。ショウジョウバエやノミバエが発生しやすいというが、こちらは家庭でも駆除や対策が可能だ。
「腐った食べ物を好むので、生ごみを室内に放置しない、排水溝に“水切りネット”をつけてこまめに交換するのが効果的です。
また、排水溝の奥まで、取っ手のあるブラシに洗剤を付けて清掃し、最後にパイプユニッシュなどの排水溝洗浄剤を流して消毒する作業を週に1度行うのも良いでしょう」
コバエは“駆除”よりも、“湧かせない”環境作りが大切だと芳賀氏は言う。
「コバエは、気温25度以上の湿度が高い環境を好むので、対策するなら今がおすすめ。卵を産み付けやすい場所をあらかじめ清潔にしておけば、ピタッと発生が止まるはずです。気になるようなら、年に一度の大掃除で清掃業者を呼ぶと確実でしょう」
迷惑なコバエも一種の春の訪れ。適切な習慣で快適な新生活を始めたい。
「駆除屋アールビー」代表取締役社長芳賀龍二
「駆除屋アールビー」は、害虫・害獣駆除歴10年以上のベテランスタッフが問い合わせから駆除まで一括対応。蜂、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど今まで退治してきた実績は数知れず。再発生の際のアフターフォローや、再び侵入させない予防策の提案も請け負う。