■岩田明子氏は政権に近すぎる“劇薬”でもある
岩田氏はNHK局員として記者とした活躍。報道局政治部に所属し、安倍晋三元首相(享年67)に“最も食い込んだ記者”としても知られる。2013年7月に解説委員に就任し、政治・外交を担当してきたものの、2022年7月末付でNHKを退職している。
その後はジャーナリスト、千葉大学客員教授として活動していたが、4月13日に大手芸能事務所・ホリプロに所属したことが明らかになった。
「退職後はNHK専属のコメンテーターのような扱いでしたが、収入は半分程度になってしまい、生活のことも考えてホリプロに所属し、古巣以外の局にも出ていく方針に変えたといいますね」(前出の制作会社関係者)
岩田氏はすでに『めざまし8』にたびたび出演しており、番組サイトにも写真と名前が掲載されている。
「岩田さんを使えるというのは、瑠麗さんが使えない『めざまし8』としても渡りに船。ただ、政権に寄り過ぎているという批判もあった人ですから、番組にとっては“劇薬”でもある。そこがどう出るか、今後に注目でしょうね」(前同)
■「デマを垂れ流して降板した玉川がたった半年で復帰か」と批判もあるが……
“劇薬”といえば、テレビ朝日局員の玉川徹氏(60)は4月3日から『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)に本格復帰を果たし、賛否の声がいまだに上がっている。
玉川氏は、2022年9月に安倍元首相の国葬で、菅義偉前首相(74)が読んだ弔辞について「当然これ、電通が入ってますからね」とコメント。
しかし、これが事実誤認だったため、同年10月5日から10日間、出勤停止となる謹慎処分を受け、10月19日の番組であらためて謝罪。コメンテーターではなく記者として現場取材を行なうと説明し、記者やパネラーとして『モーニングショー』に不定期出演してきた。
その玉川氏が3日、正式に番組コメンテーターとして復帰。MCの羽鳥慎一(52)からの紹介を受け、「この半年間、原点に立ち返り取材を続けてまいりました。今後も取材というインプットを大切にして、放送というアウトプットを続けて行きたいと思っています」とコメント。そのうえで「ひるまず、怠らず努めてまいりたいと思います。みなさんよろしくお願いします」と思いを新たにしていた。
玉川氏の復帰が明らかになると、視聴者からは、
《玉川さん、お帰りなさい!》
《やっと戻って来ましたね。やっぱり玉川さんがいないとね》
《玉川さんでもってたんですよ、モーニングショーは。羽鳥さんが歯止めかけてバランス取っていた感じ》
といった歓迎する声が寄せられた。一方、わずか半年で復帰したことに、
《デマを垂れ流して降板した玉川がたった半年で復帰か》
《玉川徹が反省も無く無かったかのように復帰 ほんとあれだけの大嘘でたった半年で平然と復帰とか神経を疑う》
《たった半年で禊は済んだのか?》
などの批判もいまだに収まる気配がない。