■GIの大阪杯には強力な相棒と挑む

 この勝利は、僕自身、阪神大賞典9個目の白星で、同時にデビュー40年連続となる重賞制覇という記録に残る勝利になりました。

 この記録を大きな目標にしていたわけではありませんが、勝てたことは嬉しいし、どこかホッとした気持ちもあります。

 この記録をノルマとして、これからも伸ばしていきたいと思います。

 それでは今週の騎乗馬です。4月1週の競馬は、1日の園田競馬場で行われる交流重賞JpnIII兵庫女王盃からスタートです。

 パートナーのプロミストジーンは、ここまで8戦して4勝2着2回。ここも力が入ります。

 週末JRAのメイン競走は、5日の阪神で行われるGI大阪杯。タッグを組むのは、石橋守厩舎のメイショウタバルです。

 父・邦彦と大好きなお酒を酌み交わしながら、レースを見てくださっているだろう亡きメイショウの総帥、松本好雄さんに、いい報告ができるよう、ここも全力騎乗で挑みます。

 皆さんも、桜満開の阪神競馬場に、ぜひ足をお運びください。

武豊(たけ・ゆたか)
1969年3月15日、京都府京都市生まれ。1987年3月1日にJRA騎手デビュー。翌1988年、スーパークリークで菊花賞を制しGI初勝利。以後、オグリキャップ・サイレンススズカ・スペシャルウィーク・ディープインパクト・キズナ・キタサンブラック・ドウデュースなど歴代名馬の手綱を取り、国内外GI通算100勝超を達成した“レジェンドジョッキー”である。2018年9月には史上初のJRA通算4000勝、2024年度JRA賞特別賞と黄綬褒章を受章、2025年8月5日には前人未到の4600勝を達成した。現在もトップクラスで騎乗を続ける“競馬界の第一人者”兼“最多記録更新請負人”。