■「値下がりしてほしい食料品類」、「じわじわと痛い」のは
第6位(4.0%)は、食用油、冷凍・加工食品。
食用油は、昨年9月に日清オイリオが家庭用食用油の価格を約11~18%値上げし、Jオイルミルズも家庭用油脂製品を約11~23%引き上げるなど、値上がり傾向が続いている。さらにオリーブオイルに至っては、2024年に日清オイリオグループが家庭用と業務用のオリーブオイル計30製品を23~80%値上げするなど、家庭の常備調味料としては贅沢品になりつつある。
「オリーブオイルが高すぎるので、ちょびちょび使っていて悲しい」(38歳/女性)
「調理するには必要なものだから深刻」(45歳/女性)
「いちばん使うものなので安くしてほしい」(29歳/女性)
冷凍・加工食品は、昨年は9月より日清食品がお好み焼、米飯などの冷凍食品を約5~10%値上げし、ニチレイフーズが家庭用の冷凍おにぎりの価格を約10%引き上げた。味の素冷凍食品は今年3月2日納品分より「ザ★チャーハン」「白チャーハン」など、米飯類6品種の出荷価格を約12%値上げするなど、各社米飯系メニューを中心に一段高い価格水準となっている。
「手軽に買って食べていたが、値段を見て躊躇するようになった」(37歳/女性/主婦)
「冷凍で保管できるので便利だが迷う」(41歳/女性/主婦)
「買い置きできて購入頻度の高いものだから切実」(40歳/女性/主婦)
第4位(6.0%)は、牛乳・乳製品、野菜。
牛乳・乳製品は、明治、雪印メグミルク、森永乳業といった大手各社が段階的に価格を引き上げてきた。最近では、明治が昨年7月にバターやチーズ、8月にヨーグルトと牛乳の価格を約2~17%値上げ、雪印メグミルクは同年7月にチーズとバター、8月に牛乳やヨーグルトの価格を約2.4~10.5%引き上げ。さらに森永乳業も同年7月、8月より一部の家庭用バター・チーズ、牛乳類、ヨーグルトなどの価格を約2.9~10.1%引き上げるなど、かつての低価格に戻る兆しは見えない。
「毎日飲んでおり、消費量が多いから大変」(36歳/女性/主婦)
「日頃から使うので、じわじわと痛い」(48歳/女性/主婦)
「複数回の値上げをしているが、牛乳は摂取したいので悩ましい」(41歳/女性/主婦)
野菜は近年、肥料や燃料費の高騰など生産コストの増大により、かつてのような一時的な高値にとどまらず、高値が常態化する傾向にある。今年に入ってからはジャガイモやタマネギが主産地の北海道などで、昨夏の高温や干ばつにより生育が悪く、平年より高値になっている。一方、レタスやキャベツは降雨により生育が良好で、冬作と春作の産地からの出荷も重なり、現在は比較的価格が落ちついている。
「野菜不足を感じているので少しでも多く取り入れたいと思っているのに、価格が高いとさらに野菜不足になってしまう」(48歳/女性)
「野菜は替えがあまりなく、量を減らして対応しているので安くなってほしい」(49歳/女性)
「毎日とりたい食品の中で最も食べる頻度が高いと思うからきつい」(48歳/女性)
「野菜は絶対食べるから厳しい」(34歳/女性)
「たくさんの種類を食べたいので1つ1つが安くなると助かる」(46歳/女性)
■「値下がりしてほしい食料品類」ランキング
1位 米
2位 肉・魚
3位 卵
4位 牛乳・乳製品
4位 野菜
6位 食用油
6位 冷凍・加工食品
8位 飲料
8位 パン
8位 麺類