■オンラインサロンメンバーの減少、控える強敵『名探偵コナン』新作映画
本作が振るわない理由としてあげられているのは、西野を取り巻く状況の変化だ。先のビジネス系メディア編集者が続ける。
「前作は西野さんのオンラインサロンの会員たちがリピーターとなって何度も劇場に足を運んだことが、ロングランヒットにつながった一つの理由だと言われていますが、その会員数も減少していました。前作が公開された20年時点で会員数は7万人以上だったのが、現在は2万4000人ほど(25年時点)だといいます。このことが最新作の動員減につながっている可能性はありそうです」
また前作は、ヒットを後押しする要素があったが、今作は周囲が強敵だらけなのだ。
「前作が公開されたのは20年12月で、コロナ禍真っ只中です。当時はハリウッドの大作の公開延期なども相次いだ時期で、『プペル』のライバルとなる選択肢が少なかった。しかし、今は春休みシーズンで『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』やディズニーの『私がビーバーになる時』など、子供向け・ファミリー向けの話題作が数多く公開されている最中。さらに4月10日には『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』という強力な作品の公開も控えています」(前出の映画関係者)
そんななか、西野は連日全国の映画館に足を運び、舞台挨拶をしたり、観客とともに『プペル』を鑑賞したりといった地道な広報活動を繰り広げている。
西野のひたむきな努力で”奇跡”を起こすことができるだろうか。