冬ドラマでは最近の考察系人気の流れもあり、鈴木亮平(43)主演の日曜劇場『リブート』(TBS系)が大ヒット。もうすぐスタートする、春ドラマの考察系、『田鎖ブラザーズ』(TBS系/金曜日よる10時~)と『夫婦別姓刑事』(フジテレビ系/火曜よる9時~)の2本はどうだろうか。

 まず、岡田将生(36)が主演する『田鎖ブラザーズ』は、4月17日スタート。2010年4月27日に殺人事件時効が廃止されたにもかかわらず、わずか2日前に両親殺害事件の時効を迎えた過去を抱え、法では裁けない犯人を自らの手で裁くべく警察官となった田鎖兄弟が事件の真相を追うクライムサスペンスだ。

 岡田は刑事・田鎖真(まこと)を演じ、その弟で検視官・稔(みのる)を染谷将太(33)が演じる。好青年から悪役まで、どんな役も演じきる岡田に、強烈な個性と高い演技力を持つ染谷のタッグは文句なし。中条あやみ(29)、井川遥(49)、岸田五郎(61)ら、共演陣も安心感しかない布陣でキャストは盤石だ。

 また、映画『ラストマイル』、同局系ドラマ『アンナチュラル』、『MIU404』、『最愛』など、クライムサスペンスの名手としてドラマファンから圧倒的な支持を受けている、プロデューサー・新井順子氏が手掛けるので、スタッフ陣にも期待できそうだ。

 ミステリーではあるが、新井氏は公式サイトで本作は兄弟愛、家族の物語であることを強調している。考察はもちろん視聴者の気を引くものだが、それ以外も見応えがないと、ただの謎解きごっこになってしまう。謎解きに家族愛のドラマを絡め、さらなる盛り上がりを誘う手法は、大ヒットした『リブート』で実証済み。今作も期待できそうだ。