3月27日(日本時間=以下同)、昨季ワールドシリーズ優勝の瞬間にマウンドに立っていた“18番”の投球で、侍メジャーリーガーたちの2026年が開幕した。

「ドジャースの山本由伸(27)が、27日の対ダイヤモンドバックス戦で日本人初となる2年連続開幕投手を務め、6回2失点で見事、2年連続勝利投手になりました」(メジャーリーグ評論家の福島良一氏)

 昨年オフに新たに3人が海を渡り、総勢14人となった日の丸戦士。今シーズン、彼らの調子は、いかほどなのか。開幕からおよそ10日、注目選手の今季の活躍ぶりを“天国と地獄”に分け、占っていこう(成績は4月1日現在)。

 まずは、天国組から。

 ドジャース・大谷翔平(31)は今季、二刀流の完全復活が期待される。

「WBC疲れがあるのか、開幕5戦で打率2割、本塁打ゼロと、打棒はまだ湿りがちですが、初先発となった4月1日のガーディアンズ戦では、6回を無失点で抑えて初勝利。好発進を見せました」(スポーツ紙メジャー担当記者)

 前出の福島氏は今季の大谷に、こんな期待を寄せる。

「年齢的にも全盛期を迎える年で、3年ぶりのフルシーズン投打二刀流として歴史的なシーズンを送るでしょう。

 投手として2桁勝利、200奪三振。打者として50本塁打以上。MVPはもちろん、規定投球回に達すれば、サイ・ヤング賞の可能性もあります」

 サイ・ヤング賞最大のライバルは、チームメイトの山本由伸だろう。

「どんなに研究されても抑える力がある投手なので、サイ・ヤング賞投票3位になった昨年を上回る活躍を見せるでしょう」(前同)

 エンゼルスの菊池雄星(34)は、3月28日の対アストロズ戦で初登板、5回途中2失点の投球で勝ち星こそ付かなかったが、チームの勝利に貢献した。

「3年連続で規定投球回数に達しているのはメジャーでも好評価。その耐久性&安定感こそがエースと呼ばれるゆえんです。

 メッツの千賀滉大(33)も、今年はエースを狙える。オープン戦3試合で防御率1.86、11奪三振、四球1。新人王候補に輝いた22年シーズン並みの成績を残すでしょう」(同)