■サントリー、ダイドー、伊藤園に話を聞くと――
物議を醸したヒカキンのプロデュース麦茶のプロモーション。そのなかにあった、現在発売されている麦茶を否定しているようにも受け取れるコメントを、麦茶商品を発売している各企業はどう思っているのか。そもそも、今回の新商品に関する動きを認識しているのか――本サイトはペットボトルの麦茶を主力商品の1つとして取り扱っている企業である「サントリー」、「ダイドー」、「伊藤園」の3社に今回の件を問い合わせた。
まず、『GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶』を取り扱っているサントリーに取材を申し込んだところ、電話窓口から「自社の商品以外の問い合わせについて取り次ぐことはできません」ということだった。
次に、『おいしい麦茶』を扱うダイドーに問い合わせたところ、ヒカキンのプロモーションの内容には、《本件につきましては、当社として特段お伝えするコメントはございません》、ヒカキンの新商品に関する動きを認識されているかについては、《本商品に関するリリースや報道により認識しております》という回答があった。
最後に、笑福亭鶴瓶(74)のCMで知られる『健康ミネラル麦茶』で知られる伊藤園に、ヒカキンの新麦茶のプロモーションの内容について問い合わせると、
《麦茶は長年にわたり、多くのご家庭で日常的に親しまれてきた飲料であり、水分補給のしやすさや食事との相性の良さなど、生活に寄り添った存在として支持されていると考えております。
また、時代やライフスタイルの変化とともに麦茶飲料の市場は拡大しており、現在も多くのお客さまに選ばれ続けています。
一方で、飲料に対するイメージや思い出、価値の感じ方は人それぞれであり、弊社として特定の発言や表現に対して評価や見解を述べる立場にはございません。今後も私たちは、麦茶をはじめとした飲料が持つ魅力や価値を、丁寧にお伝えしてまいります》
と、麦茶に対する熱い思いを感じさせる回答が寄せられた。
そして、ヒカキンのプロデュース麦茶に関しては、《個別の商品や取り組み、特定の人物に関する動向について、コメントすることは差し控えさせていただきます》ということだった。
前述のように伊藤園の『健康ミネラル麦茶』は鶴瓶がイメージキャラクターを務めていることで有名。そのためヒカキンの発表に彼の名前を出す声も多かったが、ヒカキンは4月5日のYouTube生配信でそれに反応し、「これ俺一言言わせてください。鶴瓶さんに即勝ったら、もうワンピース見つけちゃった(※グランドフィナーレ)みたいなもんです」「鶴瓶さんはラスボスやて。そんなすぐ勝てるわけないじゃん」と、リスペクトを交えつつ「夢は大きく」と語っていた。
プロモーション方法が物議を呼んだヒカキンがプロデュースする麦茶は、既存の麦茶商品を脅かす存在になるだろうか。