■ラストで見せた波瑠演じるルナの“激コワ”表情が話題に

 また、ルナ(波瑠)と涼子(麻生)が出会ったきっかけの場面にも、意味深な描写があった。

 すべての発端は、涼子が夫・菊雄(田中直樹/54)の浮気を疑い、彼が名刺を持っていた高級クラブ「シャッフル」を訪れたこと。店が閉店していたため首をかしげていたところに、涼子はすぐ近くのバー「マーキームーン」の店員(真田怜臣/36)に予約客と間違えられ、その流れで入店し、ママをしているルナと出会った。

 この場面でルナは、涼子が夫のことを「優しい言葉もかけてくれないし。なんであの人(夫)は当たり前の愛情表現ができないんだろうって」と話す際、一瞬だけ真顔になっていたのだ。直後にルナは“涼子が昔の男性を引きずっているからそう感じているのでは”と推理しているため、その思考中だったのかもしれないが、ルナが涼子の夫・菊雄と知り合いなのではないか、という考察もある。

 そして、特に視聴者を騒然とさせたのが、第1話終盤での、ルナの“激コワ”な表情だ。

 同回ではルナと涼子が大阪を訪れて早々に“W不倫カップルの心中事件”(※実は殺人)に遭遇し、それを解決するまでが描かれた。

 道中、ルナは一貫して涼子には明るい表情を見せ、優しく接していた。しかし、事件を解決し、同じ宿に泊まった夜。涼子の就寝後、ルナは彼女をゾッとするような無表情で見つめていたのだ。直後に映像のピントが背後の月に合う演出も含めて、あまりにも意味深だ。

《何も考えずに見始めたけど、面白かった!!波瑠ちゃんが眠る麻生さんを見つめた顔が少し怖かったから、実は恨んでるのかな?と思ったりしたけど…だとしたら何を?わからん…来週も見ます》
《波瑠さん顔怖い やっぱり何かしらの思惑があるんだろうなあ》
《麻生久美子さんの寝顔を見る波瑠さんの表情は何だったんだろ~?これから大阪での元カレ探しに関係あるのかな》
《最後にルナさんの顔から背後の月にピントが移って顔がぼやける映像演出も何かの伏線?!って感じで気になった》

 といった、波瑠演じるルナは涼子や彼の元カレと関係があるのでは――などと考察する声が寄せられているのだ。

 一話完結型のミステリーでありながら、よく観ると続きが気になる不穏な伏線もちりばめられている『月夜行路』。現状は、波瑠演じるルナに怪しい描写が多いが、その正体はいったい……。

特撮・ドラマ・映画ライター・トシ
幼少期に『仮面ライダーアギト』を観て複雑なシナリオに「何かとんでもないモノがスタートした!」と衝撃を受け、平成ライダー、そして現在放送中の令和ライダーを筆頭に、特撮作品を愛するように。
特撮出身の俳優を追う過程で一般ドラマや映画の世界にも興味を抱くようになり、旬なドラマ・映画は欠かさずチェック。エキストラとして作品に参加し、阿部サダヲ藤原竜也など一流の俳優陣の生の芝居に衝撃を受けることもしばしば。“考察ドラマ”だらけの4月期ドラマに期待している。