フィットネス系チャンネルも収益化停止 YouTube公式による“収益化に適さない”条件

 なお、収益化停止の余波は家族系チャンネルではない。登録者数124万人を誇る人気フィットネス系チャンネル「ブスの美ボディメイク -miey bodymake-」は4月4日、収益化停止による活動休止を発表した。

 同チャンネルは、韓国出身で銀座にピラティススタジオを2店舗経営するmieyさんがボディメイクやダイエットなど、美容や健康に関する情報を発信する人気チャンネルだったが、mieyさんによれば、2か月前からガイドラインの違反により動画削除が続くなか、1週間ほど前からは収益化が停止されたのだという。収益化が停止されても動画を更新することは当然可能だが、mieyさんは、

「(動画更新を続けた)結果、チャンネル自体がBANされてしまって、チャンネルごとなくなってしまった方を何人か見たことがある」

 とし、チャンネルをなくしたくないという思いから、自分は更新をしばらく休止することを決意。まずはチャンネルを守るのが最優先だという考えを示した。

「約6年間ほど続けてきたチャンネルとあって、mieyさんは思い入れもひとしお。一生懸命更新してきたという思いを涙ながらに語り、《何がそんなに不適切なコンテンツだったのかな》と辛い胸中を吐露していました。たしかに、育児系チャンネルもフィットネス系チャンネルも多数あり、それらがすべて収益化停止に追い込まれているわけではない。収益化停止理由も曖昧ゆえ、“他の人たちと何が違うのか”と、運営者が思い悩むのは当然かもしれません。

 YouTubeは収益化に適さないものとして、暴力、アダルト、薬物といったもののほか、視聴者に動揺、不快感、衝撃を与える可能性のあるコンテンツや信頼できないコンテンツ、また児童虐待、性的虐待、セクシャルハラスメント、自傷行為、摂食障害など物議を醸すものも規制対象に入るとしています。以前からYouTubeはAIにより自動パトロールをさせていましたが、そのAIが判断する“基準”が厳しくなったのか、キーワードだけで一律的に停止しているのか、これまでにない収益化停止の波が来ているようです」(前出のWEBメディア記者)

 今後、YouTube業界はどう変わってゆくのだろうか……。