■よく考えられていた『わたしのお嫁くん』
視聴者のツイッター上の反響も、「延々と亜季を開発情報漏洩の犯人扱いしたのに、まったくの無関係と分かってからの謝罪がないっていうのはヒドいよなぁ。このご時世には合わない描写だった気がしないでもない」などと、亜希への詰め方がパワハラだと指摘が。
また、「重岡くんのイメージと演じてるキャラに違和感あるのが残念。山下智久やとピッタリやったと思うけど難しいわな」「日テレ水10っぽい王道のお仕事ドラマだけど、『悪女』の今田美桜とかに比べると、芳根京子は画力が弱い」など、メインの2人がミスキャストだという声もあった。
「一方、同枠の『わたしのお嫁くん』は、家事が得意な会社の後輩を嫁に迎えるという本筋が一気に進んだ。配信で倍速で見る最近の視聴者が飽きないよう、脚本・演者・演出のテンポが良いし、先が読める既視感のある内容ですが、それも気にならなかったのは見事でした」(同上)
視聴率の数字的には合格点だったが、初回にしては視聴者をつかめたとは思えず、Tverでのいいねの数も『わたしの』が2.3万なのに対し、『それって』は1.4万とダブルスコアに近い差をつけられている。お仕事ドラマ対決として盛り上がってほしいが、次回以降で不安点が改善されることを期待する視聴者も多いのでは?