フジテレビの夕方の情報報道番組『Live News イット!』のリニューアルから約3週間強が経過。MC陣が一新された同番組を含めて、民放各局の夕方のニュースに“変化”が起きる気配があるようだ。
番組は2024年4月より元NHKアナウンサーの青井実(45)とフジテレビの宮司愛海アナウンサー(34)がMCを担当していたものの、3月27日をもって2人が卒業。3月30日からは山崎夕貴アナ(38)、榎並大二郎アナ(40)、遠藤玲子アナ(43)の3人がMCに就任した。
「視聴率に若干動きがあるようです。たとえば、青井さんがMCを務めていた3月23日の世帯視聴率は3.3%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人視聴率は1.8%というものでした。それがここにきて世帯だと4%台の日が増えつつあると。
青井さんはMC就任前から“お金のトラブル”が取り沙汰されましたし、その後にパワハラの実態も明るみになるなどし、視聴者からの人気はなかったですからね……」(制作会社関係者)
青井についてはNHKアナウンサー時代に上司の許可を得ずに親族企業から役員報酬を得ていたとして、兼職を禁止する服務準則に基づいて厳重注意処分を受けていたことが明らかに。注意処分を受け、報酬は全額返却して役員からも退任することに。
さらに『イット!』MC就任から約1年後の2025年4月9日、フジテレビは公式サイトに《『Live News イット!』青井実キャスターに関するご報告》と題した文書を掲載。《青井キャスターの言動について社内からコンプライアンス推進室に報告があり、2025年2月より弁護士を交え、社内で慎重かつ適切に調査を進めてまいりました》と報告した。
青井が番組リハーサル中にフリップ演出が上手くいかなかったことに対して強い口調でスタッフを叱責したり、速報ニュースの対応を巡って自身がつけていたピンマイクをキャスター台の上にある箱に放り投げるなどしたという。
「そんな青井さんはNHKを辞めてフリーになりましたから、安くないギャラも発生していましたよね。一部では『イット!』1本推定30万円、年間で約8000万円のギャラだったとも報じられていましたが、ギャラが発生しない局アナ3人の新体制のほうが視聴率が期待できそうだいうのも、何とも皮肉な感じですよね……」(前同)
リニューアル後、たとえば4月6日の『イット!』の世帯視聴率は4.1%、個人視聴率は1.8%だったというが、
「同日同時間帯の日テレの『newsevery.』は世帯7.5%、個人4.4%、テレビ朝日の『スーパーJチャンネル』は世帯6.6%、個人3.6%、TBSの『Nスタ』は世帯6.1%、個人3.3%でした。
日テレ・テレ朝・TBSの3番組がしのぎを削っていて、『イット!』は太刀打ちできていなかったんです。ただ、リニューアル後には上がる気配もあり、“これから3番組を追っていこう”という体制になりつつあると言われていますね。
青井さんの年間のギャラ8000万円を削減でき、さらに視聴率が上昇傾向にあるなんて番組にとってはいい話でしかありませんよね。それに夕方のニュース番組のメイン視聴者である主婦層に支持されるような体制にも変わっているようですね」(同)