4月1日に始まった加熱式たばこを中心とする値上げが、愛煙家のフトコロを直撃している。

「紙巻たばことの税負担差を埋める流れの中で、各社、価格改定を実施。主力の加熱式たばこは、1箱あたりおおむね30〜50円ほどが値上げされました」(全国紙社会部記者)

 税率の増加に、喫煙所の減少――。どんどん喫煙者の肩身が狭くなっていく中、新たなトレンドになっているのが、口に含むだけでニコチンを摂取できる“無煙たばこ”だ。

「このご時世、そろそろタバコを辞めようかな、という人も少なくない。そこで、『フィリップモリス』や、『JT』『BATジャパン』など大手各社は、コスパも良く、吸う場所にも困らない“無煙たばこ”の開発を進めています」(前同)

 無煙たばこ『VELO』を発売したBATジャパン・マーケティングPR担当者は、こう説明する。

「白いパウチを唇の内側に貼るだけで、たばこの刺激を味わえます。火やデバイスを使わず、たばこ葉を燃焼も加熱もしない新感覚のたばこです」

 では、実際、どんな場面を想定しているのか。前出の担当者は、こう続ける。

「移動中や喫煙場所が見つからないときにお使いいただける製品としてご提供しております。長時間拘束されるときにオススメです」

 飛行機や電車での長距離移動、会議中や映画館など、愛煙家にとってのツライ時間を救ってくれるのだ。

「刺激の強さ、味も選べるよう多くの種類を販売しています。初めての方は、刺激の少ない『ミディアム』から始めるとよいでしょう」(前同)