■ルナの“ダーリン”の正体は金持ちで涼子のことを知っている人物か

 ルナ(波瑠)は文学の聖地巡礼ついでに涼子(麻生)を連れ出したことになっているが、実際には違うようだ。第1話のラストで涼子が「彼女(ルナ)が私と旅する本当の理由を知るのは、もう少し先の話だ」と意味深なモノローグを語っているのだ。またルナは第1話でも第2話でも、涼子をゾッとするほどの無表情で見つめたり、写真を撮ったりと、怪しい動きも目立つ。

 そして、そんな最初から仕組まれているかのような旅の裏側で、意味深に登場しているのが、ルナの金銭面をバックアップしている謎の人物“ダーリン”。現状トークアプリの会話文でのみ登場しているが、第2話でも存在感を発揮していた。

 まず、涼子とルナがカズト(作間)探しのために、買い物をしながら聞き込みをする場面。カズト探しの手がかりは「大阪在住」「職種は不明だが親の事業を継いでいる」「名字は佐藤」のみ。過去の電話帳を頼りに、2人は三十軒あまりの“佐藤さん”が営む店をしらみつぶしに訪ねることに――という展開。

 同場面でルナは、各店の店主から情報を引き出しやすくするために、どの店でも高価な買い物を繰り返す。自分の店で使うタンブラーを100万円分(5万円×20個)、300万円する絵画、予算2000万円でのリフォーム相談など驚きの購入額だ。涼子は「この費用も“ダーリン”持ちなの?」と尋ねるも、ルナは「どうでしょう」とはぐらかしていたが、これらが“ダーリン持ち”だとしたら、並みの金持ちではない。

 さらに第2話終盤には、涼子が就寝した際に、ルナが撮った彼女の写真を添えて「姫はお休みになりました」とダーリンに報告する場面も。ダーリンは、涼子のことを気にかけているようだ。

“ダーリン”の正体を巡っては、様々な考察が飛び交っている。家業を継いで裕福になった涼子の元カレ・カズト説、浮気疑惑のある夫・菊雄(田中直樹/54)が担当している人気作家・重原壮助が何らかの形で関わっている説、作家・重原壮助=カズト説などだ。ルナはカズトの名字が“佐藤”だとは知らなかったようだが、これも本当か嘘かは分からない。

《何でダーリンに涼子さんの寝顔送った!?!?ダーリンってカズト!?えっ?えっ?えっ?》
《ダーリン羽振いいし家業継いでる(or夫が担当してる大御所作家かも?な)カズト説に1票したくなる…ルナに涼子の話をしたことあったりして?「会いたいですか?」の意思確認から始まってる旅だから、もし私がルナで二人の想いを知ってたら会わせたくなる》
《やっぱりルナの"ダーリン"なんか怪しいよ〜家業継いで成功したカズト、東京に仕事で来たとき店で知り合って涼子の話して、勘の良いルナの脳内で繋がったのがこの旅のキッカケってのもありそうじゃないです?》

 などなど、多くの考察が飛び交っている。

 第2話は「カズトとの再会まであと 23軒」というテロップが出て終了した。それまでに、ダーリンの正体やルナの旅の目的は判明するのだろうか……。

特撮・ドラマ・映画ライター・トシ
幼少期に『仮面ライダーアギト』を観て複雑なシナリオに「何かとんでもないモノがスタートした!」と衝撃を受け、平成ライダー、そして現在放送中の令和ライダーを筆頭に、特撮作品を愛するように。
特撮出身の俳優を追う過程で一般ドラマや映画の世界にも興味を抱くようになり、旬なドラマ・映画は欠かさずチェック。エキストラとして作品に参加し、阿部サダヲ藤原竜也など一流の俳優陣の生の芝居に衝撃を受けることもしばしば。“考察ドラマ”だらけの4月期ドラマに期待している。