テレビ朝日は4月15日、朝の情報報道番組『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)のコメンテーターを務める玉川徹氏(63)による、アメリカ・トランプ大統領の娘の夫・ジャレッド・クシュナー氏を巡る発言について、番組公式サイトで謝罪した。

 玉川氏は4月10日の同番組でアメリカとイランの協議にクシュナー氏が出席するとみられるというニュースに「トランプ家の代表として入っているとしか見えないし、ましてやユダヤ人ですよね? このイランとの協議に関しては、むしろいないほうがいい人のような気がするんですけど、娘婿という立場として入ってくるこの人って何なんだろうってずっと思ってるんですけど」と発言。

 イスラエルのネタニヤフ首相に近いクシュナー氏がアメリカ側として交渉の場に同席することは“マイナス”ではないかと専門家に確認していた。

 これを受けて4月14日、駐日イスラエル大使のギラッド・コーヘン氏はXに《玉川徹氏が、ジャレッド・クシュナー氏はユダヤ人であるという理由で外交交渉から排除されるべきだと示唆した懸念すべき発言について、テレビ朝日に正式な書簡を送りました》とポストした。

 これを受けてだろう、4月15日、『モーニングショー』の公式サイトで《アメリカとイランの協議に関する4月10日の放送でのコメンテーターの発言は、差別と受けとられかねない、誤解を招くものでした》と謝罪。

 続けて、《コメンテーターの発言は、クシュナー氏に関する専門家への質問であって、差別的な意図はありませんでしたが、説明が不十分で表現に配慮が足りませんでした》と説明し、《宗教・民族・出自といった属性によって人物が判断されることはあってはならず、差別や憎悪、偏見を助長することがないよう丁寧な番組制作に努めてまいります》とした。

「今回の玉川さんの発言については、専門家の間でも様々な意見が上がっていますね。そして、イスラエル大使の抗議を受けて対応が変わった感じのテレ朝に意見が寄せられているようです。

 今回に限らず、玉川さんの発言がたびたび炎上するなど、何かと話題になる『モーニングショー』ですが、この春、この時間帯の番組の多くに変化がありましたよね。フジテレビでは谷原章介さんMCの『サン!シャイン』が終わり、『めざましテレビ』と『ノンストップ!』の放送時間が拡大しました。

 また、自由度の高かった朝のバラエティ番組『ラヴィット!』(TBS系)はオープニングトークが短くなり、毎日のようにグルメ企画をやるなど、“普通の情報番組”に近づくようなリニューアルがされた模様で、番組ファンからは多くの不満の声も上がっています。

 そんななかにあって、件の羽鳥慎一さん(55)MCの『モーニングショー』は盤石の安定感を誇ります。玉川さんの発言があった4月10日も同時間帯1位の視聴率でしたからね」(制作会社関係者)