■不倫報道後も「悠々自適生活」!?

 鎌田氏を巡っては、2021年10月、妻子がありながら別の女性と半同棲不倫していたことを『smartFLASH』に報じられ、UUUMは「おおむね事実と確認した」と発表。鎌田氏が役員報酬を10か月分自主返上すると申し出て、受理されている。

 YouTube界関係者は話す。

「報道直後にUUUMの株価は下落。昨年6月には代表取締役社長執行役員兼CEOから代表取締役会長に役職が変わっています。多くのYouTuberが苦戦を強いられる中、株価下落の責任を取る形ですべての役職から降りて、会社を離れても仕方がないようなスキャンダルが報じられた鎌田氏は依然として代表職にあるんです。

 会社の業績が良いならまだマシですが、今回の決算でも大幅に業績がダウン。にもかかわらず、鎌田氏はいまだにかなりの報酬を受け取っているそうですし、平日からゴルフや旅行に興じているともいいますからね……」

 これでは内外から不満が出てもいたしかたないだろう。

「スキャンダルが報じられてから、女性関係に関しては落ち着いたと見られてはいますが……ただ、社内向けに謝罪もなく、反省の色も見せていないといいます。

 UUUMのファウンダーであるヒカキンさんは、“YouTube冬の時代”と言われる今でも、絶好調。チャンネル登録者1120万人、公開する動画もほぼ100%の確率で100万再生超え、300万、400万を超える動画も多くあります。衰え感ゼロのヒカキンさんですが、ここにきてのUUUMの業績の深刻悪化、そしてずっと一緒にやってきた鎌田氏の現在の状況には、驚くとともに唖然としているのではないでしょうか……」(前同)

 生き馬の目を抜くようなYouTube業界で、業界トップのUUUMにも大きな決断が迫られているのかもしれない――。