球界きっての一大勢力として華々しい活躍を見せてきた“88年組”。今年で38歳を迎えるスターたちが、岐路に立たされている。
「とりわけ凋落著しいのが、巨人・坂本勇人です。4月11日の本拠地・ヤクルト戦では今季1号も出ましたが、ここまでは打率0割台と絶不調。この分だと、王手をかけた通算300本塁打の達成も、いつになるやら」(スポーツ紙デスク)
巨人ヘッドコーチ時代から、彼に特別、目をかけてきた伊原春樹氏が言う。
「まだ、やれると言い続けてきた私から見ても、“ちょっと限界かな”という感じはある。キャンプ時点でも体のコンディションはかなり良さそうだったから、原因はやはり目じゃないか。
動体視力の衰えだけは、老眼と同じで個人差があるし、防ぎようもないからね」
実際、かのイチローが引退を決めたのも、「動体視力の低下」が主な要因の一つだった。一線級の投手が相手では、コンマ数秒の反応の遅れが命取りになる。
「いまだにソフトバンクの4番を務める柳田悠岐が、いかに常人離れしているかということです。打率も2割後半で、ホームランも2本出ていますから、すさまじいですよ」(前出のデスク)
ただ、その超人にも“目の懸念”はあるという。
「むやみに引っ張らない巧さはあるが、全盛期ほどの怖さはない。初球から強振して空振りする姿を見ていると、“衰えたなぁ”と感じるよ」(前出の伊原氏)
西武時代の2015年に216本のシーズン最多安打記録を樹立した広島・秋山翔吾も同様に、“安打製造機”の面影はない。
「その点、3割台キープで打率上位のDeNA・宮崎敏郎は、よくやっている。柳田と同じく故障の多い選手だが、出れば、いい働きをする。勇人とは違って、目にもまだ衰えは来ていないってことだろう」(前同)